【KIRISIMA】Shochu Club Vol.115 中西 智里さん
- 2019/1/17
- 今月のゲスト
- 【KIRISIMA】Shochu Club Vol.115 中西 智里さん はコメントを受け付けていません
ママの笑顔が子どもを元気にする!
「ママが癒される場所を作りたい」
念願の託児付きサロンを開設
Monthly Guest vol.115
中西 智里
リラクゼーションサロン ソアレ 代表
Profile
鹿児島県鹿屋市出身。28歳のときに転職で宮崎に移住。仕事をしながら経路リンパドレナージュやファイナンシャルプランナー技能士2級、ベビーマッサージなどの資格を取得。出産後、ベビーマッサージ教室を始める。2013年、子ども連れで通えるサロンを自宅で始める。2016年に、念願であった託児付きサロン ソアレをスタート。2018年1月まちの居場所「たいよう」(タイヨーグラード錦町店2F)内に移転。子育て支援活動などにも取り組んでいる。
「子育ては1人ではできないもの。自分1人で完璧なママを目指さなくていいんです。周りの人に頼り、甘えてもいい。自分を追い詰めないでほしいです」と子育てを頑張っているママたちにメッセージを送るのは、リラクゼーションサロン ソアレ 代表の中西智里さん。自身が子育てで悩んだ経験から「1人で頑張らないで」と話します。中西さん自身、7年前に長女を出産。宮崎に移住して間もなかったことから、周りに友人もおらず、実家は鹿児島、義理の両親に頼るのも遠慮があり、1人で子育てを頑張っていた。そんなある日、子どものことならできるけれど、自分のことや家のことが何もできなくなっている自分に気づく。
「今思うと、あれは産後鬱になっていました。本当に何もする気が起こらない、できなくなってしまったんです。これはいけないと思い、自分の殻に閉じこもらず社会と関わるため、再就職活動を始めました。だけど0歳児の子どもがいると、なかなか採用してくれる企業が見つからなくて」。そこで、出産前に取得していたベビーマッサージの資格を活かし起業。フリースペースを借りてベビーマッサージの教室をスタート。娘が1歳になったことを機に保育園に預け、自宅で教室を開催するようになった。
ベビーマッサージ教室をするなかで、気づいたのはママたちがとても疲れているということ。子どものための教室はあっても、ママが癒される場所がない。ママが笑顔だからこそ、子どもは元気に育つものではないだろうか、と思い、子どもづれで通えるサロンを始めた。リンパケアや足の先から頭までトータルでケアするもみほぐしなどを提供。サロンに来た人には、知りたいイベントや、子育て情報も伝えている。「7年前は情報が少なくて困ったけど、今は情報がありすぎてどれが信用できるのかを見極めるのが大変。だから顔が見える確かな情報をお伝えしています。それも、『これがいいよ』という押し付けではなく、『こういうのもあるよ』と、ママたちが参考にできる程度の伝え方をすることも大切にしています」。
中西さん自身、今現在も子育て真っ只中。オフの日は子どもと一緒にイベントに出かけたり買い物したりするのが楽しみ。子どもが寝て夫が帰宅するまでの間に観る海外ドラマは何よりも癒しの時間になっているという。そして、たまに夫との晩酌。「鹿児島にいるときは焼酎が飲めなかったんです。でも宮崎に来て黒霧島を飲んだらとても美味しく飲めたんです。クセがなくて飲みやすかったですね。鹿児島にいる恩師から『霧島の焼酎を送って』と頼まれることもあります」。
興味を持ったことはとことん極めていく性格の中西さん。英国式リフレクロジーや小顔矯正、ドライヘッドスパやマタニティケアなど数々の資格を取得。子どもに着物を着せてあげられるようにと通った着付け教室では、着付けの資格まで取得。心のセルフケアになればとパッチフラワートレーナーの資格も取得している。今後は、ママたちが子育てしながら働ける場所を作っていくことも考えている。これまでに身に付けてきた資格や経験を線で結び、トータルで宮崎の子育て世代をサポートしていけないかを模索しながら、力を注いでいる。
自社育成ヒラメと旬の野菜が
癒しの空間で味わえる
日本野菜ソムリエ協会認定レストラン
昭和27年に建てられた米倉庫の跡地に、当時の建物をモチーフにデザインされた隠れ家のようなレストラン「Flounder(フラウンダー)」。諸塚村の貫禄ある一本杉を梁に使い、壁には当時の木材を張ってデザインされている。そんな木の温もりが感じられる空間はホッとでき、心地が良く、ランチに来て2時間ゆっくりと過ごす来店客も多いという。
ここは綾町でヒラメの養殖をしている「綾海魚センター」の直営店で、宮崎県初の日本野菜ソムリエ協会認定レストラン。自社の養殖場で育てたヒラメと、主に綾町で育てられた旬の野菜のコラボが楽しめる。看板メニューは「ヒラメのカダイフ包み」。小麦粉と水と塩だけで作るカダイフという衣をつけて、揚げるのではなく焼き上げた一品。これに季節の野菜のソースがかかる。
今月は枝豆のクリームソース。カリカリの衣とフワッとしたヒラメにソースが合わさり濃厚ながらもあっさりとした味わいが口のなかに広がる。今月のゲスト・中西智里さんは「子ども連れでも来店でき、料理も充実していてステキ」と絶賛。美味しい料理と行き届いたスタッフのおもてなしに、癒しのひと時が味わえる店だ。
▲パーティプラン1(オードブル9品+90分飲み放題)の一部 4,000円(税別) メニュー 前菜3種盛り合わせ、旬野菜のグリーンサラダ、自社育成ヒラメのカルパッチョ、県内産若鶏のカツレツ、自社育成ヒラメのカダイフ包み、贅沢アサリのボンゴレ・ロッソなど
Flounder ~フラウンダー~
- 住所 宮崎市錦町4-32
- 電話番号 0985-24-6998
- ランチ 11:30~14:30(LO14:00)
- ディナー18:00~22:00(LO21:00)
- 定休日 不定休 ※https://flounder.official.jp/infoをチェックください