聴き手の心にそっと届く言葉の世界
印象的でありながら、染み込むようにやさしく心に響く歌声とメロディー。独特で普遍性を感じさせる言葉の数々。すべては一青窈でなければ、生み出すことのできない世界だ。7月に夏の全国ツアーを終えたばかりの彼女が、早くも秋冬ツアーを行なうことが決定!宮崎公演は、日向市にて12月11日。現在、自らの音楽活動だけでなく、震災に関するイベントなどにも積極的に参加しているという彼女に話を伺った。
●全国ツアー Tour2011“瞬き”が10月からスタートしますね。12月11日には日向市で公演が行なわれるということで今から楽しみにしています!今回のツアーのコンセプトや見どころを教えてください。
苦心の結晶です。
自分の気持ちにいちばん近い言葉を拾いに
秋晴れの空を探しに
来てください。
●宮崎の印象を教えてください。
太陽のちからがある場所
●一青さんが普段からライブをする上で意識していることはありますか?
心のいちばん悲しいところに
やさしく届くように
歌えるように意識しています。
●現在、震災や原発に関するイベントに参加するなど、さまざまな活動をされている一青さんですが、今回の震災をきっかけにご自身の中で変わった部分、震災に対する思いを教えてください。
まわりが変わって欲しいなんて
思うことはエゴで
自分が変わらなければならないのだと思いました。
私たちはうわさ話の中を暮らしているのだな、とも感じました。
そして、人のことを思って流す涙をたくさん見ました。
涙声になるアナウンサー
校舎にからまる車
行方不明者
ひるがえる風
ゆきどころのない怒り、
前に踏み出す勇気、
たくさんの祈り。
さよならのこだまが
消えてしまう前に
歩き出せるような力に変わるうたを、
歌いたいと強く思いました。
●女性らしく輝くために、一青さんが大切にしていること、心がけていることを教えてください。
奥ゆきが欲しいので
いちまいずつ恋人に手のひらを渡すように言いかけた言葉をとめる瞬間を大事にしています。
●宮崎のファン、Charge読者に向けてメッセージをお願いします。
いま、の自分に沁みるものを何よりも大切にしてください。
それから、女子は「可愛い」というのも
ひとつの仕事だよなぁ、ともたまに思います。
きれいな心になる映画もたくさん見て下さい。
チケットを持って、大好きな人と笑いにきてください。
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