【Charge】SPECIAL INTERVIEW ~DOBERMAN INFINITY~

D.I.74A1975_螟ァ●5月13日(土)と14日(日)幕張メッセ国際展示場ホールで行なわれた3周年特別記念公演『iii-three-』を終えた感想から話を聞かせてください。
KUBO-C「今年2月から約2ヶ月間かけて全国を廻らせてもらった、ホール・ツアー『DOBERMAN INFINITY LIVE TOUR 2017 “TERMINAL”』で吸収したものを3周年特別記念公演『iii-three-』で表現させてもらいました。3周年特別記念公演では『TERMINAL』ツアーではやらなかった曲もセットリストに入れて、今までのDOBERMAN INFINITYのワンマンの中でも一番完成度の高いライヴになったと思います。まさに、ライヴのベスト盤が作れたような気がしています」

●3周年特別記念公演には、本当に豪華なゲスト・アーティスト(DANCE EARTH PARTY、DJ DARUMA、JAY’ED、CRAZYBOY、ANARCHY、MIGHTY CROWN、EXILE SHOKICHI、KING OF SWAG、EXILE AKIRA、AK-69)が出演しましたよね。
GS「楽曲制作に関わっていただいた方がほぼ全員出演してくださったので、本当に嬉しかったです。まだリリースしていない楽曲でAK-69さんにもアンコールで出ていただいたり、本当に多くの方々の助けがあってこその2日間だったと思います」

●では、今回のミニ・アルバム『#PLAY』は、どのような想いで制作に取りかかった作品なのでしょうか?
KUBO-C「ホール・ツアー、3周年特別記念公演、そして今回のミニ・アルバムの制作と、すべてが同時進行でした。だから、ライヴのリハをしながら新曲を完成させていった感じです。ミニ・アルバムのテーマとしては、やっぱり「DO PARTY」の流れがあったと思います。いろんなパーティを連想して発展させていった結果、〈PLAY〉というキーワードに辿り着いたんです。遊ぶためには仕事しなきゃあかんし、がっちり仕事するためには遊びも必要。そういう気持ちを込めて作ったのがタイトル曲の「#PLAY」で、ミニ・アルバム全体に通じるテーマだと思ってます」
SWAY「今までのDOBERMAN INFINITYにはない楽曲が揃ったミニ・アルバムだと思います」
P-CHO「このタイミングじゃなかったら生まれていなかった作品なのかなって思いますね。特に「#PLAY」に関しては、絶え間なく活動を行っている今だから書けた曲。充実した活動があるからこそ遊びを大切に考えられて、遊びがあるからこそ仕事も充実するんだってことを再確認しました」
GS「今回のミニ・アルバムに関しては、それぞれのバースを個々で考えるんじゃなくて、全体を通して5人で作っていった感が強いです。一緒の時間を共有して作った1枚だと思います」

●収録曲について。3曲目の「Living happily」は、DOBERMAN INFINITYらしい共感度の高い楽曲になりましたね?
KAZUKI「一度聴いたら忘れられない曲だと思います。僕らもオケを聴いた時点では、まさかこんなにストーリー性のある曲に仕上がるとは思ってなかったんですが(笑)。〈なんか分かんないけど Celebration〉は個人的にパンチラインです。いろんなトラブルとかも歌っているんですけど、言い回しが面白いので、ちょっとクスッとしながら聴いてもらえると思います」
SWAY「誰にでも小さなハッピーってあると思うんですよ。コンビニに財布を置き忘れて、取りに戻ったおかげで出会いがあったりとか、毎日の生活の中にある小さな幸せに気づけるといいよねって曲です。追われた生活をしていると、街中に溢れている小さなエンジェルを見逃してしまうけど、ゆとりをもって歩くと見つけられるよっていう提案ソングです」

●今作のタイトル曲になった6曲目「#PLAY」からは、どんなメッセージを感じ取って欲しいですか?
SWAY「今回のミニ・アルバムの中で一番最後にでき上がった曲で、〈PLAY〉とは何ぞやってところを追求した曲です。大人になって考える、遊びのありがたみっていうんでしょうか。僕らだったらアルバムを作り終えたタイミングやツアーの打ち上げで祝杯を上げる瞬間だったりするんですけど、学生さんだったら平日は勉強をがんばって土日が〈PLAY〉なのかもしれませんし、会社員の方だったら自分が関わったプロジェクトの達成感が〈PLAY〉だとも言えると思うんです。だから、〈PLAY〉って言葉に対しては、〈WORK〉って言葉も絶対に欠かせない。自分がやるべき仕事や勉強をがんばって、そしてより良い〈PLAY〉をしようってメッセージを感じ取って欲しいです」
KAZUKI「それぞれの生き方でいいし、本気で働いて本気で遊べば、そこから生まれるものが必ずあると思うんです。こういうメッセージ性のある曲を今っぽいサウンドで届けられたのも、この曲のポイントだと思います。最後は少し切なさも感じられるトラックで、青春が見え隠れするサウンドになったと思います」

●今作では、どんなDOBERMAN INFINITY像を提示できたと思いますか?
GS「先行シングルの「DO PARTY」からパーティというコンセプトで曲を作っていく中で、『#PLAY』というタイトルで作品をくくることになって、自分たちも今までにない視点が持てたり挑戦も多い作品になったと思います。いつもと変わらず「より良い作品を届けたい」という一心で制作したので、そう感じてもらえたら嬉しいです。次の作品の制作に向けてレベルアップできた1枚だと思います」

●最後に、シングル「DO PARTY」に続く今作を心待ちにしてくれていた方にメッセージをお願いします。
KAZUKI「今までも〈ALL ROUND HIP HOP〉をテーマにいろんな楽曲に挑戦してきましたが、この作品でも全曲シングル級の新曲が揃ったと思います。みなさんに共感してもらえる歌詞、これからの夏の季節にぴったりの曲が収録されているので、ばっちり聴き込んで僕たちのライヴに遊びに来てください」
P-CHO「KAZUKIの言った通り1曲1曲がシングル級なので、ファンの方々の期待を裏切らない作品になったと思います。この1枚の中には、日々の生活の中でフィットする歌詞や曲調が詰まっています。今作で、よりDOBERMAN INFINITYの音楽を身近に感じてもらえたら嬉しいです」


■関連記事

SPECIAL INTERVIEW ~DOBERMAN INFINITY~
自分たちらしくいることが〈OFF ROAD〉
AK-69さんとのコラボ曲「Shatter」について
幕張メッセ3周年特別記念公演『iii-three-』を終えて

SPECIAL INTERVIEW ~THE RAMPAGE from EXILE TRIBE~
「100degrees」は僕たちが今やりたいHIP HOPをはっきりと提示できる楽曲
デビュー・シングル「Lightning」はどのようなイメージで制作したのか


XNLD-10001蛻晏屓『♯PLAY』
2017年6月14日(水)発売
LDH MUSIC
初回限定盤(CD+DVD) XNLD-10001/B ¥2,315+税
通常盤(CD) XNLD-10002 ¥1,750+税
【公式HP】dobermaninfinity-ldh.jp/

関連記事

コメントは利用できません。

月刊Charge編集部が独断と偏見で選ぶ宮崎のおすすめ美容室

  1. 「MAKE A PERSON」人をデザインするサロン 「MAKE A PERSON」をかかげ、人を…
  2. キレイな髪を育むため、髪と頭皮の健康を考えたサロン お客様の髪と頭皮の健康を考えてくれる。そんなサ…
  3. 2席だけのアットホームな空間だからこそ創り出せる癒しの空間 なかなか時間もとれないし、どうせ行…
  4. 「似合わせ」にこだわり、的確にあなたのなりたいスタイルに 「清潔、安心、安全」をモットーに、スピー…
  5. 髪に優しい、ナチュラルで個性を活かしたヘアスタイルに 夫婦二人で営む落ち着けるサロンでありなが…
  6. お客様の大切な時間を奪わない。確かな技術とサービスの提供を 常にお客様のご要望に応えられるサロンづ…
  7. “温かい”心の癒しになれるお店でありたい “温かい”がお店のコンセプト!というLittle B…
  8. 似合う髪型をお客様と探していく、そんなサロン 自宅に帰ってからの再現性を重視したスタイルを心掛け、…
  9. お客様に「似合う」髪型だけを提供する美容室でありたい 周りに追随することなく、お客様に「似合う」髪…
  10. お客様、一人一人が持つ雰囲気(オーラ)を輝かせたい 来てくださるお客様、一人一人が持つ雰囲気(…

イベント&チケット

  1. ★懐かしのあの曲から話題の一曲まで、生演奏でお届け!! 公演日:2023年8月27日(日) …
  2. 2023年5月、佐賀市にオープンした新時代のエンターテイメントアリーナSAGAアリーナのオープン記念…
  3. 2023年5月、佐賀市にオープンした新時代のエンターテイメントアリーナSAGAアリーナのオー…

宮崎☆働く美人

  1. 2020-8-10

    【KIRISIMA】Shochu Club Vol.135 かみもと 千春さん

    自らが楽しむことをモットーに 音楽家・俳優・ボイストレーナーとして 多彩な才能を駆使する表現…
  2. 2020-8-10

    【KIRISIMA】Shochu Club Vol.134 西 真由美さん

    宮崎の良さが詰まった商品を作り、 その魅力を最大限に表現する プロデュースのエキスパート…
  3. 2020-7-10

    【KIRISIMA】Shochu Club Vol.133 芋生 玲子さん

    宮崎ですることに価値がある 大人を意識した洋菓子を作る 女性オーナーシェフ Month…
ページ上部へ戻る