【Charge】SPECIAL INTERVIEW ~DOBERMAN INFINITY~

1712ch_DI_68A7868●まずは3ヶ月連続リリースを振り返っていただきます。第1弾のAK-69さんとのコラボ曲「Shatter」はどんな楽曲になりましたか?
KUBO-C「DOBERMAN INFINITYはALL ROUND HIP HOPっていうものを掲げながら活動しているんですが、その中の濃いHIP HOPを全面的に出させてもらった作品です。AK-69さんとコラボさせていただいて、音楽シーン、HIP HOPシーンに風穴を空けるという意気込みで制作しました」
SWAY「発売日の9月13日にはシークレットでクラブ•サーキットを行って、その映像をYouTubeで流したり、自分たちのアンダーグラウンドのステージを観ていただけたのも、このコラボだから実現できたことだと思っています。DOBERMAN INFINITYにとっても特別な曲ですが、ファンの方々にも喜んでいただけたんじゃないかと思っています」

●第2弾は初の映像作品となるライヴDVD『iii -three-』をリリース。どんな仕上がりになりましたか?
P-CHO「今年はホール・ツアー『DOBERMAN INFINITY LIVE TOUR 2017 “TERMINAL”』で全国を廻ったんですけど、そのツアーで自分たちは音楽的な体力を凄く鍛えられたと思っています。それはグープとしても、個人としても。というのも、2016年のツアーの幕張メッセ公演で初めてバンド・ショウをやって、DOBERMAN INFINITYとバンドの相性の良さを痛感したんです。なので、今年のホール・ツアーは絶対にバンドでやりたいというメンバーの強い気持ちがありました。このDVDに収録されているのは、初めてバンド・ショウを行った幕張メッセのステージに、1年かけて力強くなって帰ってきた僕たちの姿。DOBERMAN INFINITYの3年間のベストを、あのステージとこの作品にしっかり刻むことができたと思っています。他にもメンバーがDOBERMAN INFINITYに対する想いを語る映像やドキュメンタリーが収録されているので、ライヴ以外にも想いを感じていただける映像作品になっています」
KAZUKI「DVDは客観的に何回か見返したんですけど、純粋にアーティストとしての力が増しているなって実感できました。というのも、グループとしての絆やメンバー5人の声の混ざり方が、1年前と比べて格段に上がっているような気がしています。ホール・ツアー『DOBERMAN INFINITY LIVE TOUR 2017 “TERMINAL”』では、アレンジを含めた構成すべてを自分たちで考えてやらせてもらったので、自分たちのすべてを注ぎ込めたツアーだったと思います。それが映像作品で残せたということは喜びでもありますし、次のツアーではさらに自分たちを超えていかなければいけないという気持ちにもさせてくれました。3年目の区切りとなる、本当にいい映像作品になったと思います」

●第3弾となる今作も初のXmasソング。このチャレンジはどのような想いから実現したのでしょうか?
GS「自分たちとしては、ずっと隠し持っていた球をこのタイミングで投げることができたという感覚です。やっぱりDOBERMAN INFINITYって、HIP HOPやパーティってイメージが強かったと思うんです。今回のXmasソングみたいなバラード作品をやるなら、その意味やタイミングが一番大事だなと思っていました。前作でAK-69さんとのコラボ曲「Shatter」みたいな曲をリリースできた流れもあって、このタイミングだなっていうのはメンバーもスタッフも同じ気持ちだったと思います。DOBERMAN INFINITYとして新たな自分たちを模索する意味でも、この「あの日のキミと今の僕に」で次のステップに行けるのかなと思っています。そこにかける想いが強かったので、今回のシングルは過去最高に時間と労力をかけた超大作だったなっていう感想です」
KUBO-C「Xmasの時期になると街は幸せな男女で溢れますけど、もちろん恋人と別れた人や寂しい想いをしている男女もいるわけで。そういった人たちにも刺さるような冬のバラードにしたいということで、表題曲の「あの日のキミと今の僕に」を作らせてもらいました」

●その表題曲「あの日のキミと今の僕に」は切なさを感じさせるXmasバラードですが、改めて歌詞の世界観を教えてください。1712ch_hyoushi_A_D_Ionlyshot_CCW_2647
SWAY「5人みんなで男女の恋愛を描いたんですけど、決して特別な世界観ではないと思ってます。彼女のためにいい飯を食べさせてあげたいとか、欲しいものを買ってあげたいとか、そうやってがんばってきたはずなのに、なぜか彼女は離れていってしまったという…。本当にありそうなストーリーだと思うんです。みんなで曲に登場する男性像や女性像をイメージしながら、ひとつひとつのセリフ、4年間というロングランなストーリーを何時間もかけて書いていきました。同じような経験をしてきた人はもちろん、これから同じような経験が待っているかもしれないという聴き方でも、心に沁みる曲になったと思います。実際に僕らも自分たちで書いた歌詞にジーンと来てたりします(笑)」
P-CHO「今回の歌詞は東京を舞台に書いたんですけど、聴く人にとっては東京じゃなくてもいいんです。ああ、「確かに男ってそういう生き物だね」みたいに聴いてもらえる曲だと思っています。彼女のために仕事をがんばって、欲しがっていたものを買ってあげて、おいしいご飯を食べさせてあげる。でも、それをするためにはしっかり仕事をしてがんばらなければいけない。つまり、彼女との時間が減るわけじゃないですか。女性からしたら、一緒にいる時間が一番大切だったのにっていう意見もありますよね。この男女間の歯車のズレみたいなものが、この楽曲のひとつのポイントになっています。Xmasシーズンに向けて届ける曲なので、カップルにはこれからも隣にいる人を大切にしていこうと思って欲しいですし、ひとりでいる人には過去に愛していた人をふと思い出すような、そういう曲になればと思って全員で作詞しました」

●歌詞の中で、ここは DOBERMAN INFINITYらしい言い回しだなとか、ポイントになるようなフレーズをピックアップするならどの部分でしょうか?
KAZUKI「サビの最後に〈Good bye〉というワードが出てくるんですが、僕らが書いた主人公の男は心から〈Good bye〉とは言ってないんですね。どちらかと言えば、自分のけじめとして言っている〈Good bye〉だと思ってます。直前に〈…I love you〉と言っているのに〈Good bye〉と言わざるをえない切なさだったり、〈今日だけはキミのことを想っていても良いですか〉っていうワードがこの曲のすべてを物語っていると思います」
GS「曲の中では基本的に〈僕〉と〈キミ〉という言葉を使っているんですけど、唯一2番で〈“会えんだろ俺らいつでも”〉っていう歌詞が出てくるんです。あえて〈俺ら〉っていう表現をしたのも、実はDOBERMAN INFINITYが今回描きたかった男性像でもあります。〈今日だけはキミのことを想っていても良いですか〉という歌詞との落差こそ、僕らにとってのリアリティであり、こだわった部分。男の細かい心境の変化みたいなものも感じてもらえたら、長い時間こだわって書いた歌詞の意味も理解してもらえると思います」

●トラックにはどんな感想やイメージを抱きましたか?
KUBO-C「作曲家のJeff Miyaharaさんのスタジオで自分たちが考えたストーリーをお伝えして、セッションしながら作り上げたトラックです。足したり引いたりして作り上げていく過程で、トラックに対して自分たちも感情的になってくるというか、ストーリーに入り込んでいきました。凄くバランスのいいトラックを作っていただけたと思っています」
SWAY「初のXmasソングだったので、Jeff Miyaharaさんにも「とことんXmasソングで攻めたいです!」と伝えました。メロディに関してはKAZUKIもいろいろ意見交換をさせていただいていて、それを吸い上げてJeff Miyaharaさんがその場でメロディを作ってくださったりとか。このトラックに込められた切なさもポイントです」
KUBO-C「切なさは欲しいって話はずっとしていましたね」

1712ch_di_anohi_ap1_small●DOBERMAN INFINITYにとって新境地とも言える楽曲ですが、実際のレコーディングで意識したこと、この曲だからこその挑戦があったならば教えてください。
P-CHO「今まで通り自分たちのラップのスタイルだけでアプローチするよりも、少しメロディアスなアプローチが合うんじゃないかというところは認識しました。その結果、ストーリーが入ってきやすいラップになったと思います。5人それぞれのキャラを出すというよりは、僕たちが作ったストーリーや歌詞をどれだけリスナーのみなさんに届けられるかが今回は大事だった気がします。自分たちがストーリーテラーとなって、しっかり物語を伝えるっていうところを意識してレコーディングしました」
KAZUKI「実は当初ボーカルのパートで納得いくテイクがなかなか出なかったんですが、少し時間をもらって頭の中で主人公の気持ちや自分の恋愛観を照らし合わせてみて、その感情をすべて吐き出すように歌ってみたんです。そうしたら、もうぜんぜん違ったんですよね。感情が高ぶりすぎて、ブリッジの終盤とか本当にウルッと来ました。こんなにドラマ仕立ての曲を歌うのは初めてだったので、主人公の男性の気持ちと今の自分が持つ恋愛に対する価値観を照らし合わせながら歌いました」

●MVも見どころを教えていただけますか?
GS「実は今回ほとんど僕らが出てこない内容になってるんです」
SWAY「そのことも含めて面白い内容になっていると思います」
P-CHO「確かに自分たちのシーンが少ないというのは新しい試みだと思います。構成や見え方が今までとはひと味違うと思います」
KAZUKI「この曲が僕ら自身のストーリーではないということが大きいかもしれないですね。DOBERMAN INFINITYが捧げる冬のバラードなので、僕らだけのイメージになって欲しくないというか」
GS「自分たちがあんまり前に出ちゃうと僕らの恋愛ストーリーになってしまうので、そこはMVでも楽曲の世界観を大事にしていきたいと考えて今回の仕上がりになってます」
P-CHO「あとは、面白いオチも用意してあるので、そこもぜひ楽しみに観ていただきたいです。「ああそうだったんだ!」というところは絶対にMVを観終わった後にあると思ってます」

●続いてカップリング曲「Your Santa Claus」は、どのようなイメージをもって制作に入ったのでしょうか?
SWAY「表題曲の「あの日のキミと今の僕に」と比べたら、同じくXmasソングではあっても真逆なパーティ・ソングだと思います。タイトルの通りDOBERMAN INFINITYがみなさんのサンタクロースになりますよっていう。個人的に気に入っているのが、サンタ自身も楽しんじゃっているサビの〈2人隠れてTalking〉っていう歌詞ですね。ちょっと下心のあるサンタだなって(笑)」
KAZUKI「〈2人隠れてTalking〉、ここはヤバイですね(笑)
SWAY「サンタさんも恋がしたいですからね」
KAZUKI「ちょっと気になった子と〈2人隠れてTalking〉って場面は、あるあるだと思うんですよね」

●他にポイントとなるフレーズを挙げるとしたら?
SWAY「やっぱり〈ワインにチーズ〉って歌詞ですね。凄く相性いいですから(笑)」
KUBO-C「そこ?(笑) 僕はやっぱり〈マライヤの名曲もついでにPLAY〉ですかね」
P-CHO「マライヤ本人は聴かないだろう前提でこの歌詞にしました(笑)」

●鈴の音から始まるトラックには、どんな印象を抱きましたか?
SWAY「サウンドも「DO PARTY」みたいなパーティ•ソングではなくて、NEW JACK SWINGのような懐かしさもあったり。そんなアプローチの中で、DOBERMAN INFINITYというフィルターを通して作っていきました」
KAZUKI「このトラックは「GA GA SUMMER/D.Island feat. m-flo」以来のSUNNY BOYさんと制作したんですけど、SUNNY BOYさんということもあって冬のNEW JACK SWINGに挑戦しようって話から制作が始まりました」

●楽曲が仕上がった今、リスナーにどんな風に届いて欲しいと考えていますか?
SWAY「やっぱりマライヤの曲を聴く前に聴いて欲しいですね(笑)」
KUBO-C「そこかよ!(笑)」
P-CHO「表題曲の「あの日のキミと今の僕に」とはまた違う雰囲気で作詞できた曲だと思います。DOBERMAN INFINITYらしく「そのラインおもしろいやん!」とか言いながら、5人でワイワイ作った曲になってます」
KUBO-C「表題曲がラヴ・ストーリーの映画だとしたら、こっちはコメディ映画のような立ち位置だという気がします」
KAZUKI「確かに! さすが例え師のKUBO-Cさん!(笑)」
KUBO-C「お褒めいただきありがとうございます」
SWAY「どう聴いて欲しいかということについては、メロディも含めてリスナーのみなさんも何気に口ずさみたくなるラップだと思うんです」
KUBO-C「本当に変に気負いすることなく聴ける曲だと思います」
SWAY「僕ら自身の制作での向き合い方も、変に気負わずラフにリリックを書いてましたから」
P-CHO「誰が一番おもろいXmasネタを出せるかなども話しながら作ってました(笑)」
GS「得意なところなので、ネタがポンポンポンポン出て来てましたね(笑)」
SWAY「そうやっていい意味でリラックスして制作した感じも楽しんでいただきたいです」

●今作が活動3年目最後の作品になります。2017年は、DOBERMAN INFINITYにとってどんな1年でしたか?
SWAY「今年も濃い1年でした。昨年の幕張メッセのステージでバンド・ショウをやって、それを全国ツアーで展開したいというわがままも『DOBERMAN INFINITY LIVE TOUR 2017 “TERMINAL”』で叶った上に、ツアーでのお客さんとの距離感も最高でした」
GS「もちろんアリーナはアリーナで最高に気持ちいいんですけど、アリーナ・クラスのステージでは感じられない本当にいい距離感だったと思います」
SWAY「あと、今年は怒涛のツアー中にメキシコに行くという暴挙も(笑)」
P-CHO「あれは怒涛すぎましたね(笑)」
KUBO-C「初めて自分たち主催のフェス『D.Island 2017』も実現できました」
KAZUKI「そう考えると、今年はライヴが多かったかもしれないですね。その締めくくりが、リリース・イベント『DOBERMAN INFINITY Xmas Party』になるんだと思います」

●活動4年目を迎える2018年は、どんな年にしたいですか?
KUBO-C「もちろんリリースは絶対にあるし、またツアーもやりたいと思ってます」
GS「主催するフェス『D.Island』をもっと進化させてたいですね」
SWAY「この3年間、もうこれ以上忙しいのはムリだろうっていうのを更新し続けてきたんですけど、このまま突き進んでいきつつ2018年はどうなっていくのか期待していただきたいですね(笑)」
GS「今回のシングル作品を出して、DOBERMAN INFINITYとして1周回った感じもしているというか。なので、次のDOBERMAN INFINITYのあるべき姿をもう一度改めて見直すべき1年になるのかなと思います。そこで問われるのは、DOBERMAN INFINITYらしさであり、自分たちにしかできないこと。やっぱり常に自分たちは新しいエンタテインメントを追求していかないといけないんだと思っています。この3年目の挑戦心とは違った新たな挑戦心を持つべき4年目になるんだろうなと思うと、ワクワクもしますけど、正直未知の領域への畏怖もあります(笑)。現状維持ではダメだと思うので、またさらに攻めていける4年目になればいいなと思っています」

●最後に、6thシングルで提示できたDOBERMAN INFINITYらしさとはどんな部分だと思いますか?
KUBO-C「4MC&1ヴォーカルという形態がDOBERMAN INFINITYらしさではあるんですけど、今回のシングルはそこをストーリー仕立てでうまく表現できたと思います。自分たちのいい部分をトータルで出し切れた楽曲になったんじゃないかなと思います」
KAZUKI「今までのDOBERMAN INFINITYの曲で、「あの日のキミと今の僕に」ほどバラードに振り切った曲はなかったはずです。この振り幅の広さがやっぱりDOBERMAN INFINITYらしさだと思っています。今回はラッパーの4人がメロディに挑戦しているので、そういう新鮮さも楽しんで聴いていただける楽曲だと思います」
GS「11月22日と言えば「いい夫婦の日」なのに、こんなに切ない曲を出すという(笑)。KAZUKIが言ったように、「あの日のキミと今の僕に」は挑戦でしたし、常に自分たちの殻を破っていくという姿勢は今回のシングルでも提示できたと思っています。自分たちはALL ROUND HIP HOPというテーマを掲げているので、そういうスタイルもありだなって感じてもらえたら嬉しいです。」


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1712ch_di_anohi_ap1_small

「あの日のキミと今の僕に」
2017年11月22日(水)発売
LDH MUSIC
[CD+DVD]XNLD-10009/B \1,500(税抜)
[CD]XNLD-10010 \1,000(税抜)
【公式HP】
dobermaninfinity-ldh.jp/

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