さらなる成長を遂げた歌声が響き渡る…
~from The New World~ ツアー
待望の宮崎公演が6月に決定!
クラシックの名曲をカバーしたアルバム『my Classics! 』に続き、映画「超劇場版ケロロ軍曹 誕生! 究極ケロロ 奇跡の時空島であります!!」主題歌『ケロパック』が、今年2月にシングルリリース。深みのあるしなやかで存在感のある歌声で、世代を問わず多くの人々の心をとらえて離さない平原綾香さん。全国ツアー『~from The New World~』の宮崎公演も6月に決定した平原さんに話を伺った。
──全曲クラシックカバーのニューアルバム「my Clasiccs!」への思いを聞かせてください。
私にとってこのアルバムを作ることは、デビュー当時からの夢だったので叶ってすごく嬉しいです。収録されている曲は、自分の好きな曲だけではなくて、ファンの方に歌って欲しいクラシック曲を募集して、その中から選びました。だから私だけでなく、曲を選んでくださったみなさんの思いもこもった大切なアルバムになっています。
これからはオリジナル曲ももちろん歌っていきますが、一種のライフワークとしてこういったカバーアルバムを2枚、3枚と作り続けていきたいなと思っています。
──平原さんにとって、「クラシックをカバーする」ということに対して、どんな思いを持っているのでしょうか?
最初のころは、特にクラシックにこだわっていたわけではなかったんです。ただ、『Jupiter』でデビューした後、オリジナル曲も歌っていくうちに、また改めて、クラシックのカバーをしたいという気持ちがだんだんと芽生えて来たんです。
もちろんオリジナル曲も大好きなんですが、クラシックってメロディ自体がまるで1人の人間のような、生きている感じがするんですよね。例えば「ノクターン」を歌っていると、今までに出なかった声が急に出たとか、強く歌うつもりもないのに、何回歌っても強い感じになる…、とか。
それはもしかしてメロディが歌わせてるのかな、と思うことがあるんです。特にクラシックは作者の思いが強いものだし、ストーリー性も高いので、歌詞を書いていると作曲家が伝えたいメッセージっていうんでしょうか、そういったものを時を越えて感じるし、そのメッセージを受け止めながら歌っていけたらいいなと思いますね。
──2月にリリースされたニューシングル『ケロパック』も、チャイコフスキー作曲のバレエ音楽『くるみ割り人形』トレパックのカバーソングだそうですね。今までとは違う平原さんの魅力が光る楽曲だと思いますが、歌うことになったきっかけを教えてください。
これはもうケロロ軍曹のおかげ! という感じです。映画の主題歌ということで、どんな曲がいいだろうなと考えていたら、プロデューサーからくるみ割り人形はどう?と。それを聞いたとき、もうトレパックの音楽が頭の中で鳴ってましたね。
原曲がすごくコミカルでテンポもとっても早いので、ケロロにすごく合うんです。だから子どもにとって親しみの持てる曲になったと思うし、レコーディングでもずっと笑顔で、とても楽しく歌えました。PVはこんなに楽しいなら、踊らなきゃ損だ!と思って、たくさんの子どもたちと一緒に踊りながら撮影しました。
──また最近では、世界的ミュージカル「オペラ座の怪人」の続編『ラブ・ネバー・ダイズ』のテーマ曲化(サントラ盤収録曲)を、日本人アーティスト初として歌うことが決まったそうですね!
そうなんです。最初お話をいただいて原曲を聴いたとき、すごくオペラティックなものだったので、どうして私にオファーが来たんだろう? 私に歌えるのかな?と思いました。
でもオペラ座の怪人がもともと大好きだったので、思い切って歌わせていただくことに決めました。これまでと歌い方も違いますし、英語の曲を日本語に変えて歌うので、どうやったら日本語が持っているたおやかさや優しさ、謙虚さといった雰囲気が出せるのかな…、と考えながら歌いました。
──6月26日には待望の宮崎公演が開催されますが、ツアーの見どころや、テーマを教えてください!
前回の「PATHof INDEPENDENCE」ツアーのころは、自分って何なんだろう? これでいいのかなって、後悔したり悩んだり、不安だったり、そんな自分の感情を見つめ直しながら歌っていたんですね。どんなことをしてもやっぱり自分の道は自分しか歩けないし、生きられないんだから、しっかり前を向いて歩いて行かなきゃって、そんな決心を持って回ったツアーでした。
今度のツアー「~from The New World~」は、前を向いて歩く! そう決心して歩き続けた前回から、さらに先にある新世界へと向かって歌うというのがテーマになっていますね。ですから前回よりさらに成長した自分をきっと全国の皆さんに見てもらえると思います。内容はクラシックのカバーが多くなるかもかもしれませんが、クラシックコンサートのようにかたくはないので、気軽に来てもらいたいですね。
──前回ツアーに引き続いての宮崎公演となりますが、宮崎の印象をお聞かせ下さい。
空港に降り立った時のムードや気候の暖かさだったり…、宮崎って日本じゃない感じがして、とてもワクワクするんですよね。食べ物がおいしいところと、人があったかいというのも魅力です。私にとって開放的な気分になれる場所ですね。あと喉にもいいということで、宮崎のきんかんが好きです!
──最近ハマッているものや、楽しみなどを教えてください!
今年の目標が「新しいことにチャレンジをする」ということでランニングを始めました!ツアーに向けての体力づくりも兼ねてサウナスーツを買って走ってます。なかなか毎日走るというわけにはいきませんが、ちょっと食べ過ぎた日は朝走るとか、ツアー中はできるだけ走ろう! と思っています。
そのおかげで最近はテレビの通販番組なんかで、これを履いて動くだけで燃焼する、みたいなキャッチコピーを聞くとついその商品が欲しくなっちゃうんですよね! あとはネットショッピングをするようになって、今まで着ないような服や春らしいファッションにも挑戦中です。
──では最後に、6月の宮崎公演を楽しみにしている宮崎のファンへメッセージをお願いします!
CDをたくさん聴き込んでもらえれば、ライブでのアレンジの違いなどが分かってより楽しめますし、今回のツアーはオーケストラを連れていくわけではないので、歌声や臨場感をもっと直に感じることができると思います。私も皆さんとお会いできるのを楽しみにしています!
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