8/23まつり宮崎に出演した、逗子三兄弟にインタビュー!!
10/17(土)鹿児島 SR HALL 追加公演決定!!
—まつり宮崎も晴れて良かったですね! 大盛況の中でのライブはいかがでしたか?
ほとんど初めてと言っていい宮崎LIVEでしたが、初めましての人も待っててくれたファンの方も一緒に楽しめるような、これぞお祭り!というLIVEだったかと思います。ステージも客席も屋根もなく暑すぎるほどの炎天下だったんですが、それでも大きな声で応えてくれたり、飛び跳ねたり、バラードの時はしっかり聴いてくれたり、そんな全力でLIVEを楽しんでくれるみなさんの顔が印象的でした。
—湘南ブロードウェイ』は、遠い宮崎からも湘南を感じられました! また、真夏の海の国、宮崎にも共通点を多く感じ、宮崎ソングとしても聞き入ってしまう曲ばかりでした。 今回のアルバムは、どのようにイメージされてつくられたのですか?
僕らのライフスタイルの中で自然に、湘南、海、夏といったものが背景としてあるので、それは僕らの音楽にももちろん色濃く反映されていると思いますが、今作はそれだけではなく、もっともっと今までになかった新しい逗子三兄弟も魅せたい、という意識が強くありました。新しくておもしろいアイデアが出てきたら積極的にどんどん形にしていこう、と。例えば今作の中で言うと、ミュージカル的な要素を取り入れてみたり、童謡を作ってみたり、あえてこの時代にユーロビートで遊んでみたり。これは常にですが、一つとして同じような曲、似たような楽曲は作らない、捨て曲一切無しの”一曲入魂”が僕らの楽曲制作におけるポリシーです。それを踏まえて、今作の制作開始時のメンバー内での決まり事が「自分達自身がワクワクできるアルバムを作ろう」という一点だけだったので、このアルバムが出来上がったのは純粋にその結果でした。僕らが目指しているのは「ジャンルレス」を飛び越えてさらに自由な「ボーダーレス」な音楽です。そういう意味では「これぞ逗子三兄弟」という一本筋の通った、かつ自由でボーダーレスな作品に仕上がったと思います。
—湘南ブロードウェイ』の、全てが思い入れのある曲になっているかと思いますが、皆様、それぞれオススメの一曲、もしくは、こだわりポイントを教えてください!
翔馬:「父へ」 このアルバムを創り始める時”紅白歌合戦に出場する国民的な三兄弟になる"という音楽を始めた時の目標を自身に再確認したのですが、その時に自然と沸き上がってきた気持ちをそのまま曲にしました。 本物の兄弟で活動していることもあり、家族をテーマにした楽曲を多く歌ってきましたが、この曲はその中でも今までで1番リアルに自分自身が投影されている気がします。 もちろん皆さんにも自分自身の父親や母親のことを思いながら聞いてもらいたいと思うのと同時に、僕自身が父に対して歌いたかった、そんなエゴもちょっぴり詰まった楽曲になりました。 またこの「父へ」という曲は、ファンの皆さんとそのお父さんの家族写真を募集してMVを創らせてもらったのですが、そちらを見てもらえると、よりみなさんにとってもこの曲を近くに感じてもらえるかもしれません。 大雅:「そうだCLUBへいこう 〜サラリーマン ver.〜」 とにかく遊び心に振り切った楽曲をやりたくて作りました。「天才と馬鹿は紙一重」なんて言いますが、僕的にはその紙一重のラインを狙った1曲です。 この曲に関して、あえて細かくこだわらないことにこだわりました。こういう曲は時間をかけて悩みながら作ってしまうと変に真面目になったりつまらない曲になってしまうので、その場のノリでバババっと曲も歌詞も書いていきました。 時代に合わせてCLUB=EDMの図式をそのまま持ってきたりするのではなく、今の時代に逆行するような「尖り具合」や「おもしろさ」も追求したかったので、あえての「ユーロビート」を引っ張ってくることで、逆に新鮮に聴かせたいという発想から曲を伸ばしていきました。もちろん、ただのユーロビートにとどまらず、様々な仕掛けがたくさん詰まっているので、ぜひ皆さんの耳と身体で直接体感してもらえればと思います。 聞いた方に「ふざけてるのか?」と言われたのならば、僕にとっての成功です。
優己:「なにかこう」 「今オレはどんな曲を書きたいのか」と考えたときに、一番に思い浮かんだ事が「当時3歳の愛娘でも歌える曲」でした。 いざ童謡を書いてみると、今度はそのおもしろさを知る事ができました。 ストレートであるのにどこまでも深い童謡の世界観。 出来上がってみれば、「大人にこそ聞いてもらいたい」そんな曲になった気もしています。 嬉しい事にオレ達のお客さんには、小さい子供を連れて遊びにきてくれる家族たちも多い。 小さいときから僕らの音に触れて育ってほしい、そんな気持ちもあったりします。
—宮崎から福岡・鹿児島のライブに駆けつける方も多いと思います♪ 逗子三兄弟 ONEMAN LIVE TOURについても、お伺いしたいです! どんなライブになりそうですか?
まず単純に、ワンマンツアーなのでLIVEの時間もたっぷりあるし、逗子三兄弟の濃い部分もたくさん感じてもらえるようなLIVEにしたいと思います。CDを聞いてるだけでは感じられない感動やサプライズも僕らのLIVEにはたくさんあると思います。またツアータイトルが、僕らの意志をあえて反映してるものでもあるので、それを来てくれるみなさんにちゃんと伝えて、共有したいな、と。 album『湘南ブロードウェイ』が中心にはなるかと思いますが、初めて来られる方も、そうでない方も等しく楽しめる、そんなLIVEにします。
—湘南・逗子で生まれ育った皆さんですが、他県を見たからこそ思う、湘南の良さとはどんな所にありましたか?
海も近いし自然も多くて、街並もオシャレだし、住みやすいし、デートなんかでも使える良いところもたくさんで…語りきれないですが、湘南の持つ特有の空気感といいますか、地元ということもありますが、やはりSLOW&EASYに自然体でいられるってところが最高です。
—月刊チャージは、頑張る女性にエールを送る雑誌です。 皆さんの「魅力的に感じる女性」とは、どんな女性ですか?
優己:喜怒哀楽の感情をしっかりと表に出せる人。
大雅:自然体な人。 翔馬:趣味や好みなど、それが仮に人に話すのが恥ずかしいようなことでも『好きなモノは好き』と胸を張って言えるような女性。もちろん常識の範囲内ですが(笑)ある意味周りの目を気にしないような女性に魅力を感じます。
—最後に宮崎の皆さんにメッセージをお願いします!
実際、宮崎に来てみたら、おいしいものはたくさんあるし、海の街だし、僕らの住んでる湘南と雰囲気が似てて親近感ありました。そんな宮崎の皆さんと、これからどんどん音で繋がる家族になれれば良いなぁ、と思っています。なので、これからもたくさん良い曲作って、良いLIVEしにいくので、ぜひ生の逗子三兄弟にも会いにきてください。
湘南 ブロードウェイ
TKCA-74229 ¥2,778+税