【Charge】SPECIAL INTERVIEW ~GENERATIONS~

SHUGO0302●3rdアルバム『SPEEDSTER』リリース後、昨年4月から約8ヶ月に渡る全国アリーナ・ツアーを敢行。そして12thシングル「涙」、13thシングル「PIERROT」に続き、今作「太陽も月も」が4月12日にリリースされます。この楽曲は、どのような想いで制作していったのでしょうか?
白濱亜嵐「何曲かデモ曲があった中からこのトラックを選び、作詞は前作「PIERROT」と同じく小竹正人さんにお願いして完成した曲です。ギターのリフが印象的で、イントロからロックなサウンドを感じていただけると思うんですが、実はテンポ感で言うと僕らがいつも踊っているダンス・ミュージックに近いんです。僕にとってはノリやすい曲でした」
関口メンディー「トラックを聴いた瞬間、神イントロだなって感じました。ライヴでやったら、ファンの方にもよりインパクトを与えられるんじゃないかと思いました。ロック・サウンドの曲ってやっぱり燃えます。気合い的なものが充電されるんで、僕はむちゃくちゃ好きな曲です」
小森隼「ロック・サウンドと言えば2年前に「Hard Knock Days」をリリースさせていただいて、その時も僕らの新たな色を出せたと思うんですけど、この「太陽も月も」はさらにクールな印象だと思います。今のGENERATIONSだから表現できた曲です」
佐野玲於「2度目の全国ツアーを経験して、2枚のシングルを経てのリリースということもあり、ダンスや歌だけじゃなくて、もっと突っ込んだところまで独自性を追い求めた制作だったと思います。MVを初めて海外で撮ったこともありましたし、ただ踊るだけじゃなく、進化した自分たちや今までやっていないアプローチにも挑戦しました」

●恋愛感情の変化や明暗を表現した本曲の詞世界についても話を聞かせてもらえますか?
数原龍友「表現するのが難しそうな歌詞だなっていうのが僕の第一印象でした。でも、歌っていくことで理解を深めていけた曲なんです。きっと聴けば聴くほど曲の世界にハマッていける曲だと思います。自分も共感できる部分がたくさんありましたし、この歌詞は今の自分たちだから歌えるなとか、そんな感じ方もあった歌詞でした」
片寄涼太「僕も共感できる部分が多くて、前作に続き小竹さんが生み出す詞のすばらしさに感動しました。レコーディング前に小竹さんから歌詞解説をしていただいたのもとても勉強になりました。前作もダンサブルなトラックに恋愛をテーマにした歌詞を乗せて、GENERATIONSとしても新しい表現だったんですけど、今作はその延長線にありながらもまた違った観点で描かれた楽曲だと思います」

●実際のレコーディングでは、ロック・サウンドだから意識したことはありましたか?
数原龍友「イントロを含めサウンド感がパワフルだったので、歌が音に負けないようにレコーディングではキャラ作りを意識しました。やっぱりバラードとは違う声の使い方をしました」
片寄涼太「疾走感だったり力強さを大切にしつつ、恋愛がテーマになっているので表情を感じていただけるような歌い方を意識しました」

●パフォーマンスに関しては、前作同様に世界的コリオグラファーのライル・ビニガが振りつけを担当。今作ではどのようなやり取りがあったのでしょうか?
中務裕太「そんなに多くコミュニケーションを取れたわけでもないのに僕らのことを理解してくれて、歌詞の世界観もしっかり振りつけに投影してくれました。本当に天才的なコリオグラファーだと思います。たくさん遊びが詰まった振りつけでありながら、トレンドもHIP HOP的な要素もしっかり入っていて、ロックとの融合という意味でもGENERATIONSの二面性が表現できていると思います」
佐野玲於「みんなのいろんな表情が見えるフォーメーションを考えてもらったり、ライルならではの振りつけだと思います。僕らが心からリスペクトするコリオグラファーにオファーした理由は、いい作品を作りたいという想いと、ライルとリハーサルしている時間からも何かを学びたいという気持ちからなんです。とても刺激を受けましたし、勉強になりました」
白濱亜嵐「リハーサルを進めていく中で、ライル自身も思考錯誤して振りつけを考えてくださったと思うんです。それが嬉しかったです。LAに行った時も逢えたり、世界的ダンサーとのつながりが増えたことも大きな収穫だったと思います」

●LAで撮影してきたMVは、二面性をテーマに描かれるそうですが、どのような仕上がりになりそうですか?
数原龍友「さっき〈表裏一体〉という歌詞に触れていただきましたが、太陽と月、表と裏というキーワードで、もうひとりの自分と路上ですれ違うシーンから始まるMVです。ドッペンゲルガーとか二面性を表現するのが今回のMVのテーマだったので、ロケ場所も地下と屋上で撮って対極的な映像になっています。地下のシーンで撮影している時にはちょうど雨が降ってきて、それが逆にカオスな感じで雰囲気が出たと思います。対して屋外のヘリポートで撮影したシーンでは晴れて、日本では撮れない抜け感や色味が出せたんです。結果的に天気も味方につけて、テーマの二面性をうまく表現できたんじゃないかと思います」
関口メンディー「ひと場面ひと場面の個々の表情の違いだったり、世界観を統一させてMV撮影できたので、そういたメリハリ感も観ていただきたいですね」
中務裕太「とにかく日本じゃ絶対に撮れない抜け感とか、一発で海外だなってわかるMVになっていると思います。振りつけを含めて、新しいGENERATIONSがたくさん詰まった映像に仕上がっていると思います。このMVから、これから世界に羽ばたいていこうとしているGENERATIONSを感じてもらえたら嬉しいです」

●今年予定されている2度目のワールド・ツアーには、どんな想いで臨みたいですか?
小森隼「あくまでも僕たちの拠点は日本。その日本で僕たちが活動してきた2年間の経験を、世界でも発揮できるようにがんばりたいと思っています」

●最後に今作が完成した今、GENERATIONSとしての夢や目標を教えていただけますか?
白濱亜嵐「今年は2度目のワールド・ツアーやアリーナ・ツアー、さらには次のリリースも決まっています。今後、僕らがもうひとつステップアップするには代表曲と呼ばれるような誰もが知りえる曲が必要になってくると思うので、みんなで曲を育てながら、新たな曲にも挑戦してたくさんの方にGENERATIONSを知っていただきたいと思っています」
片寄涼太「EXILE TRIBEやLDHの新たなファンが増えるように、GENERATIONSとしてもっともっとがんばりたいと思っています。これからも作品やライヴでみなさんに喜んでいただけるような発信を続けていきたいと思っていますので、応援よろしくお願いします」
小森隼「昨年は初のアリーナ・ツアーを廻らせていただいて、なおかつ『HiGH&LOW』というプロジェクトでは先輩方とドーム・ツアーも廻らせていただいて、GENERATIONSとしての認知度も高まったと思うんです。今年のワールド・ツアーでも新しい発見をしていきたいですし、まだまだ僕らは発展途上な部分もあるのでグループの成長につながるような発信ができる1年になればと思っています」
中務裕太「今年は海外展開も控えていたり、GENERATIONS周りでもまだ言えないプロジェクトが進んでいます。今までは先輩方が作り上げてくださったレールの上を歩ませていただいていましたが、今年は自分たちでも新しい時代を築くくらいの勢いでがんばりたいです」


H1_CMYK太陽も月も
2017年4月12日(水)発売
[CD+DVD]RZCD-86345/B\1,800+税
[CD]RZCD-86346\1,000+税
【公式HP】generations-ldh.jp/

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