American Express presents Jake Shimabukuro I♥UKULELE Tour 2010
パワーみなぎるウクレレの音色と笑顔が心を癒すウクレレ奏者ジェイク・シマブクロ、ジャパンツアーファイナル!
聴くだけで気持ちがやわらぎ、元気になれる…そんなパワーをたくさん与えてくれるウクレレの魅力を伝え続ける世界的ウクレレ奏者、ジェイク・シマブクロさん。オリジナルアルバムとしては約2年ぶりとなり、ツアータイトルにもなっている『I♥UKULELE』を引っさげスタートした今回のジャパンツアー。宮崎がツアー最終日とあって、チケットは完売。子供から大人まで幅広い年代のファンが多く訪れた。
開演は19時。スポットライトの光がゆっくりとウクレレを爪弾くジェイクさんの姿をとらえた瞬間、大きな歓声と拍手が巻き起こった。ニコニコと笑顔を見せ、軽いステップを踏みながら演奏したのは、ニューアルバムの1曲目でもある「143 」。一瞬にして会場内に爽やかな風が吹抜け、目を閉じればハワイの海や風景が広がる。「アロハ!宮崎~!元気ですか?」と笑顔で挨拶を交わすジェイクさん。もちろん彼のライブではおなじみの「よろしくお願いシマブクロ!」の掛け声も健在!
続いて、英語と日本語を織り交ぜた、ジョークたっぷりのMCとともに、ポップな曲調の「BOY MEETS GIRL」、一転して、情熱的で激しい曲調のウクレレロックンロール「BRING YOUR ADZ」、最初にウクレレを教えてくれた母親にインスパイアされて作った「I LOVE UKULELE」、「SAKURA NO KAZE」、ドライブミュージックにおすすめという「$5 UNLEADED」が演奏された。ニューアルバムで唯一のギター曲「TAIYO」を演奏した後、「MIDORI」サポート・アクトである宮崎さんが登場!
これはジェイクさんが手がけたNHKのTV番組のテーマソング「MIDORI」をこのツアーで演奏するため、ジェイクさんと一緒に演奏、サポートしてくれるプレイヤーを一般募集するという企画。多数の応募者の中から、見事選ばれた宮崎さんとジェイクさんによる素晴らしいセッションで、会場のボルテージは最高潮に!「HALLELUJAH」、「BOHEMIAN RHAPSODY」、「LET’S DANCE」など、ニューアルバム『収録曲を中心とした曲構成で本編終了。
ジェイクさんは、今回ツアーの初めに宮崎の口蹄疫被害の事を知り、全国16公演中13公演のステージにて宮崎への応援メッセージや会場にて宮崎PRチラシを配布してくれた。また、その活動を知った東国原知事から感謝状が届き、GAKUONユニティ・フェイスの加来社長からお礼のメッセージと一緒にステージで手渡され、アンコールの演奏がスタートした。「ICHIGO ICHIE」に続いて演奏された、映画フラガールのメインテーマ曲「HULA GIRL」では、赤や緑、黄色…色とりどりの風船が会場を舞い、クライマックスにふさわしい盛り上がりに!
さらにツアーファイナルということもあって、アンコールは何と3回!「みなさん今日は本当にありがとう!最後に一本締めをしましょう!」と観客と一緒に一本締め!約2時間半のステージは、余韻を残しつつ幕を閉じた。また終演後は、CDやグッズ購入者限定でハイタッチ会を実施。ファイナルならではの、このスペシャルなサプライズに参加したファンも大満足の様子だった。
今年8月からスタートし、全国14ヶ所16公演行なわれたジャパンツアーは大成功を収めた。宮崎を元気づけたい、笑顔にしたい!と、さまざまな形でメッセージや思いを私たちに届けてくれたジェイクさんに感謝をしながら、次回のジャパンツアーで再び宮崎を訪れてくれることを楽しみに待ちたい。