【Charge】SPECIAL INTERVIEW ~STARDUST REVUE~
- 2015/1/8
- インタビュー&レポ
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スターダスト☆レビュー、約2年ぶりにリリースした アルバムを引っさげてツアーが決定!! いろいろなタイプのスタ☆レビ風“SHOUT”が詰まったライブをお楽しみに。
Q まずはアルバム『SHOUT』についてのコンセプトなどを教えて下さい!
A 前回のツアーが長めだったこともあり約2年ぶりのアルバムになったんだけど、今回は、自分たちの中で、もう少し変わったスタ☆レビを見たいという気持ちがあったんだ。とは言っても、自分の考える変化は、ある程度予測できてしまう。そこで誰かと共同プロデュースを考えたんだ。以前にも『style』や『Moody Blues』など、プロデュースをお願いしたことはあったけど、今回は、詞も含めてアルバム全体を見てもらいたくて。スタレビのことをよく知っていて、一番近くにいるKANちゃんにお願いしたんだ。当初は、全体の3割程度KANちゃんに見てもらえればいいかな、と思ったんだけど、意外とKANちゃんも乗り気でいてくれて(笑)。全編にわたってアドバイスもらいながら、結果詞や曲の共作までやってもらった。30年以上の長い間、バンドが続いていく中で、絶えず新しい何かを見つけようとはしてるけど、それでも自分たちが気付かない部分というものはやっぱりあって。まぁ簡単に言えば、自分の後ろ姿は他人の方がよく見える的な感じ。それを知るのも大切かなと。そういう意味で、今回プロデューサーを立てたということが、このアルバムの一番大きなところだったんじゃないかな。
Q 特典のドキュメンタリーDVDも魅力的でした。
A アルバムというのは、通常、完成形の音だけを聴いてもらってるよね。もちろん、取材やインタビューとかで、生みの苦しみとかスタジオの様子は語ってはいるけど…。今回の特典ドキュメンタリーDVDは、『SHOUT』のアルバムが、実際にスタジオでどう創られていったかを記録した映像なんだ。。俺達自身、緻密に緻密に創る場合もあれば、今回のように、KANちゃんに入ってもらったこともあって、スタジオで試しながら大胆に創っていく方法もある。普通はカメラが入るとちょっと気になるような部分も、何となくカメラマンも、今回のレコーディングクルーの一人みたいな感じで、すごい和気あいあいといい雰囲気で過ごせた。見ている人もCDという完成形だけじゃなく、あー、こういう試行錯誤があってこの形になったんだ、っていうのがわかると、曲を聴いていてもさらに楽しめるんじゃないかな。音楽って感覚的なものが大きいから、何故こういう音になったか明快な答えはないんだけど、試行錯誤の中でいくつか比べてみると、その違いもわかってくるよね。今回のドキュメンタリーDVDで、そういうものを提示することによって、さらにこのアルバムに対しての楽しみ方を膨らませてくれるかなと思ってます。
Q 現在、ライブツアーのまっただ中ですが、今回のライブについての手応えは?
A 『SHOUT』っていうタイトルからもわかるように、みんなと一緒に叫ぼう、というライブツアー。うちのライブは、お客さん参加型とよく言われるけど、まさにそれを形にしたような、わかりやすいツアーになってますね。『SHOUT』って、声に出して叫ぶのもあるし、心の中の叫びもあると思うんだけど、要は心が動くということ。それって人が生活していく中で大切なことだと思うんだ。昔、用もないのに海に向かって「バカヤロー」と石を投げるシーンとかってあったじゃない?このツアーはそんなイメージ。何だかよくわからないけど、スッキリするというか…。みんな感じ方はそれぞれだと思うけど、ライブに参加することで、音を楽しみながら「明日からまた頑張ろう」って感じてもらえたらいいな。とは言っても、30年以上もやっていると、お客さんの方が俺たちの聴き方を勝手に見つけてくれてるというか。どこの町に行ってもウェルカムな感じがホントに有り難い。長いことやってきた一番のご褒美を感じているよ。お客さんがスタレビを楽しみに来ているという前提があるからこそ、ならば、これはどう、あれはどうって、と俺らもどんどん提示していけるんだ。例えて言えば、お腹の空いたお客さんにならいろんな料理を出せるように、みんながスタ☆レビという料理を食べたくて来てくれていると感じられるんだ。そのウエルカムな感じがオープニングからすごくいい空気を作ってくれている。さっきも言ったように、お客さん参加型の曲もけっこうあって、その歌声に思わず感動してしまうことがたくさんあります。
Q 今回のツアーのみどころは?
A 今回のライブは、毎日違う感じで創ってます。お客さんのリクエストでアンコールを決めたり、メンバーリクエストで曲を決めたり…。決められたSHOUTではなく、毎日、その日の気持ちがSHOUTに出るような感じです。北海道から沖縄まで、季節も変わるし、その日の天候やお客さんの雰囲気もある。当然僕らの気持ちも変わってくるしね。ライブ会場ひとつひとつに完成形を見つけていく、そんなライブですね。
Q スタ☆レビファンが多いと自負している宮崎ですが、皆さんにとっての宮崎とは?
A とにかく昔から、シーガイアでの夏のイベントとか、FMのイベントとか、本当にいいお付き合いをさせてもらっている町ですよね。お客さんとのつながりももちろんだけど、マスコミの人達も含めて、俺たちを大切に思ってくれている人たちがたくさんいてくれるということが、宮崎の一番有り難いところだね。ツアーだけじゃなく、色んなイベントに呼んでもらってるものね。そういう意味でも宮崎はとても嬉しい町でもありますね。
Q 宮崎のファンの印象は?
A あれだけの大きいホールに、毎回毎回、たくさんの人が来てくれて、本当にスターダスト☆レビューは愛されてるんだなあと感じてます。もともと、楽しみ上手というか、歓声が大きい土地柄なのかなぁ。ひとつ何かをお客さんにぶつけたときに、反応が大きいんだよね。それによって盛り上がり方も倍加していく。さっきの例えで言えば、宮崎のお客さんは、かなりお腹を空かせてきてくれているような気がしますね(笑)。
Q 次のライブが、またすぐに待ち遠しくなるのがスタ☆レビのすごさだと思いますが、スタ☆レビにとってライブとは?
A スターダスト☆レビューにとって音楽を楽しむ最高の場所ですね。自分たちが作った音楽をお客さんと一緒に楽しめる、正に理想の環境ですからね。これからもそんなライブを中心に、宮崎を含め、いろんな町に行きたいと思っています。
Q では、最後にライブを楽しみに待っている宮崎のファンにメッセージをお願いします!!
A 今回は、会場に入るとアンコールリクエストBOXというものがあります。そこでアンコールに聴きたい曲3曲をリクエストしてください!!後はもう、ゆっくり客席に座って頂けたら、いつものスターダスト☆レビューがおもてなしします。きっと3時間という時間があっという間に過ぎていくと思いますよ。めいっぱい楽しんで下さい!!
2015.4/11(土)大分iichikoグランシアタ 開場17:00 開演17:30
2015.4/12(日)宮崎市民文化ホール 開場16:30 開演17:00
Release information スターダスト☆レビュー36枚目、約2年ぶりのリリースとなった New Albumは、スタ☆レビ流“SHOUT”が詰まった全10曲を収録!New Album 「SHOUT」 初回盤 TECI-1412(CD+DVD)¥3,611+税 通常盤 TECI-1413(CD2枚組)¥2,870+税 |
スターダスト☆レビュー、毎年恒例の夏の野外ライブツアー 「楽園音楽祭2014」から、8月9日に行われた 日比谷野外大音楽堂でのライブ(全24曲、約3時間)を完全収録!
New Live DVD & Blu-ray 「楽園音楽祭2014 STARDUST REVUE in 日比谷野外大音楽堂」 |