昨年、全国JFN系列38局ネットでおくるラジオ番組「SCHOOLOF LOCK!」とソニーミュージック開催の夏フェス「閃光ライオット2008」ファイナリストとして注目を集めた20歳のソロアーティスト N.O.B.U!!!。ピアノ、ギター、ドラム、ターンテーブルなどの楽器を使いこなす彼は、作詞作曲からレコーディングまでも1人で行なう。今年9月からは、宮崎県内の高校と大学の学園祭を回る『学祭ライブサーキット』を予定している彼に話を伺った。
──9月からの『学祭ライブサーキット』に対する意気込みを教えてください。
僕もまだ20歳という年齢ですが、自分よりも若い世代の人たちへ伝えたいという思いがあって。高校のときには思えなかったことが、今はこう感じられるとか、自分が体験したことを歌にして、高校生のみんなに伝えられたらと思っているんです。年齢的にも近い僕が伝えることで親近感を持って、耳を傾けてもらえたら嬉しいですね。
──メッセージ性を持って伝えたいということは、やはり歌詞が一番重要になってくる?
そうですね。伝えたいことをメロディにのせているという感じなので。ただ、この歌詞にはこのメロディしかない! という思いで作っているのでメロディももちろん重要です。
──歌詞や楽曲が浮かぶのはどんな時?
何も考えていないまっさらな状態の時に浮かびます。何気なく出た鼻歌で「あっ、この歌、いいな!」と思ったら、すぐに携帯を取り出して声を吹き込んだりしていますね。
──NOBさんが作る歌は、10代の人たちや高校生に向けて歌うメッセージ性の高い曲が多いのでしょうか。
もちろん、若い人たちへ伝えたいことも多いので、そういった楽曲も多いですが、デビュー曲のように同世代の人たちに向けて作った曲もあれば、命の大切さを訴えたりする曲もあります。ただ、どの曲もそれぞれの対象の人だけに作っている訳ではなく、いろいろな人に伝わる歌だと思っています。
──NOBさんが音楽に興味を持ったきっかけは?
小さいころから音楽に関しては興味があったみたいです。喋る前から歌いだしたりとか。意味の分からない言葉を言ってたりとか。もともと母が音楽が大好きでピアノをしていたんですよね。だから、兄弟3人、みんなピアノを習っていましたね。小学校3年生の時に、たまたま家の押入れで父のギターを発見して…。ベンチャーズが好きだったらしいです。その影響でベンチャーズや、ハイスタンダード、MONGOL 800に憧れましたね。その後、兄とバンドを組んだり、音楽学校に通ったりと音楽の道へと進んできた感じです。
──小林市出身ということですが、これまで宮崎での活動は?
実は、高校から20歳まで福岡にいたんです。だからまだ宮崎には2回しか、ライブでは来てないんです。福岡、東京での活動がメインでしたね。今年6月に宮崎に戻ってきたときにみなさんが暖かさに触れて、宮崎のアーティストになろう! と思って。だから宮崎の皆さんに僕のことを知ってもらうのはこれからですね。
──今後のスケジュールを教えて!
9月から11月までいろいろなイベントに参加する予定です。また、11月14日には宮崎でのワンマンライブの開催を予定しています。その後には、中国・上海でのライブも決定しています。
宮崎出身のアーティストの活躍は、県民にとっても嬉しい限り。今後、さらなるN.O.B.U!!! の活躍に期待したい!!
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