バラのブーケで
全国の花嫁を美しく輝かせる
ウエディングブーケプロデューサー
Monthly Guest vol.54
竹下 末利子
ROSE PETAL
プリザーブドフラワーブーケ専門店ローズペタル代表 日本プリザーブドフラワービジネス協会代表理事
Profile
宮崎市出身。2006年にプリザーブドフラワーブーケ専門店「ローズペタル」を設立。宮崎市を拠点にネットショップで全国へ展開。2013年から日本プリザーブドフラワービジネス協会代表理事を務める。中小企業庁ビジネス創造等支援事業(ITシステム構築事業)推進協議会委員。日本初インターンシップ付きのフラワービジネススクールも開設。2014年1月には東京・表参道にもスクール開講予定。
http://rosepetal.fem.jp/
女性が最も美しく輝く日を、極上のバラでプロデュースする。ウェディングブーケ職人で、プリザーブドフラワーブーケ専門店「ローズペタル」の代表、竹下末利子さん。日本初のローズ専門のプリザーブドフラワーブーケショップの開設者でもある。バラで作るブーケは人気を集め、年間350組以上からオーダーが殺到している。その約9割は関東方面から。そのほか、CM出演者の花飾りを担当したり、結婚情報誌など女性誌にも数多く掲載されている。仕事の信念は「世界中の花嫁を世界で一番の花嫁に彩るサポートをすること。幸福な結婚は世の中を豊かにしてくれます」。そのスタート地点である結婚式の舞台をその人に最も似合うオリジナルのブーケで最高に輝かせたいと考えている。 竹下さんがプリザーブドフラワーに出会ったのは約7年前。友人からいただいたのがきっかけだった。「こういうのがあるんだ、作ってみたい」と好奇心から習い始めた。半年後、自分で作ったものを「ネットで売ってみようかな」とひらめいたのが、事業のスタートに。色合い、形、デザインどれもが女性
たちの心を射止め、瞬く間に好評となった。 ブーケの種類は数えきれないほど。フォーマルなもの、定番ものから、スティック型のもの、バッグの形のものなど色も形も、大きさもさまざま。ボリュームを考えながらプリザーブドフラワーを何本も組み合わせて飾りやリボンで仕上げていく。ドレスの色や形、希望などを聞き、打ち合わせを重ねて、花嫁に最も合うオンリーワンのブーケをデザインしていく。「ウェディングブーケは私にとっては毎日の仕事だけど、花嫁さまにとっては一生に一度の花。自分のベストを尽くし最高で最上のブーケをお届けすることを大切にしています」。結婚式が終わって、「頼んで本当によかった」などのお礼やブーケを手にした写真が届いたときが、うれしい瞬間だという。 背筋がきれいに伸びた、きゃしゃな体、そこからはかわいらしい優しさがあふれているが、仕事には一本の芯が通っている。オンとオフのスイッチをしっかり持ち、メンタルのメンテナンスにも余念がない。オフと決めたら映画観賞をしたり、昼間からお酒を楽しむなど気持ちを全解放する時間も大切にしている。頑張った後のご褒美やオフの前夜は焼酎で乾杯。「黒霧島をロックでいただくのが好きです。キリッとした感じがいいですね」。 30歳から始めるプリザーブドフラワーで起業をしたい人を対象にしたインターンシップ付きのフラワービジネススクール「TUBASA Lab」も開校。来年1月には東京の表参道にもスクールを開講予定だ。世界に1つでも多くの幸せの花を咲かせるために、宮崎から世界を見据え、羽ばたいている。
最高の素材と洗練された料理
行き届いたおもてなしで
至福のひとときを
店の扉をくぐった瞬間から至福の時間はスタートする。料理と人が心を満たす、そんなひとときを過ごさせてくれるのが「一心鮨光洋」だ。最高の素材で作る洗練された料理。ガラス越しに雑木林の庭が広がるカウンターとテーブル席。ゆっくり食事をしたい時の個室。さりげなく、気さくに、時にはユーモラスに対応するスタッフの行き届いたおもてなし。食事の時間を幸せいっぱいに包んでくれる。
料理の素材は大将の木宮一洋さんが漁師たちと一緒になって育て上げた最上のものを使っている。厳選素材をもとに日々洗練し続ける腕で丁寧な料理を繰り出している。「限られた食事の時間です。帰るときに笑顔になってもらうために、仕込みからすべて、私たちの持てる力 をその短時間に凝縮して注いでいます」
竹下末利子さんは自分へのご褒美や家族のお祝いのときに訪れる。「すべての料理が美味しいし、雰囲気もいい、特別な時間を過ごしたい時に最高の場所です」。よくオーダーするのはお任せのコース料理。その中の、フォアグラの茶碗蒸しは濃厚でとろけるおいしさが好きだという。新鮮なネタの握りもはずせない。
心落ち着きたい時、幸せな時間を求めている時、くぐってみたい扉だ。
▲握りセット3,150円(握り8貫、茶わん蒸し、味噌汁)
一心鮨 光洋
住所 宮崎市昭和町21
電話番号 0985-60-5005
営業時間 昼の部 11:00~13:30(最終入店)/夜の部 18:00~20:30(最終入店)
定休日 月曜日のお昼の部、水曜日