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キレイをサポート相談室/2013年11月号
- 2013/11/30
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気になる「美容」について教えて〜!!
「キレイをサポート」相談室
Q:目の下のクマで悩んでいる方は多いと思いますが、そもそもどうして目の下にクマができるのでしょうか。
Dr:目の下のクマと一口に言っても症状は色々ですし、その原因も様々です。よく見られるのは疲れたときや寝不足の時に症状が悪化するクマですが、これは下まぶたの血液の流れが悪く、うっ滞した静脈血が黒紫っぽく見えることによるものです。さらに、リンパの流れも悪くなるので、腫れたようにも見えます。また、これらの症状が頻回にわたるとメラニン色素の沈着も加わって、ますますクマがはっきりとしてきます。これらの原因が主体のクマで悩んでいる患者さんは、足がむくむとか、健康診断で貧血気味といわれた、などの症状も合併することが多いですね。
Q:このような患者さんに対しては、どのような治療が良いのでしょうか。
Dr:長期的には漢方薬を主体とした内服による内科的治療と塗り薬による外用療法を行います。しかし、時間がかかる治療でもありますので、同時にレーザー治療を行うのが有効です。レーザー照射は、熱エネルギーを組織に与え、血流やリンパの流れを改善する働きがありますし、メラニン色素を取り除く働きもあります。外用療法は毛細血管の拡張を促し、血行改善を行うと同時に、メラニンの沈着を抑制します。足のむくみもあるような方には、鉄分、タンパク質を十分に取れていない方が多いので、食事指導も有効ですね。
Q:では、手術を受けなくてもいいわけですね。
Dr:手術の方がはるかに良くなるクマの患者さんもおられます。それは今述べたような患者さんとは違い、目の下が膨らんでいるため、陰のようになってクマのように見える方です。夜に上からのライトを浴びると余計に陰が目立つ方はこのタイプと言っていいでしょう。40代以降になってこの症状が出てくる方が多いですが、10代から症状がある人もいます。このタイプのクマの治療のキーワードは眼窩脂肪です。眼窩脂肪とは眼球の周りを覆っている脂肪組織のことです。次回はちょっと怖いかもしれませんが、本当は安全に行える手術治療に関してお話ししましょう。
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★多久嶋亮彦先生ってどんな人!?
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多久嶋亮彦先生
【略歴】
昭和61年 熊本大学医学部卒業
平成11年 東京大学博士号(医学)取得
平成12年 東京大学形成外科医局長
平成15年 杏林大学形成外科助教授
平成20年 杏林大学医学部形成外科教授
日本形成外科専門医、日本顎顔面外科専門医、日本手の外科専門医など
日本形成外科学会、日本美容外科学会評議員など
日本創傷外科学会、日本形成外科手術手技理事など
多久嶋 美紀
熊本大学医学部卒業。熊本大学医学部皮膚科学教室を経て東京大学医学部形成外科学教室に在局、皮膚に関して内科的・外科的治療法を学ぶ。
みきクリニック宮崎
宮崎県宮崎市広島1-17-33 K&PROCEEDビル 受付3F 外来2F
TEL 0985-33-9678
FAX 0985-33-9679
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火曜日10:00 – 13:00/15:00 – 19:00
水曜日9:00 – 13:00/15:00 – 19:00
木曜日9:00 – 13:00/15:00 – 18:00
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土曜日9:00 – 13:00/14:00 – 17:00