みんなが楽しく幸せになれる歌
心を込めて届けたい。
Monthly Guest vol.13
Mio さん シンガー
「こんにちは!Mioです」。何気ない出会いのあいさつが、一瞬で周りの人たちの気持ちを和ませてくれる。シンガーのMioさん、ただいまメジャーデビューを目指して修行中だ。
神奈川出身のMioさんは地元で音楽活動をしているときに、小柳ゆきのダブルプラチナディスク『can’t hold me back』の作曲家・日高慶典さんと出会う。やがて最初の楽曲『SHOW ME』が出来上がったが、日高さんは出身の綾町に戻ることに。「先生の近くでもっと勉強したい」と宮崎移住を決意したMioさんは、宮崎市のローカルFM局の仕事を獲得するという準備をし、両親の応援も得て、2009年3月にやってきた。
現在、ライブ活動のほか、CMタレント、モデルなど幅広くチャレンジ。「素敵な出会いがたくさんあって、感謝してます。この経験はきっと歌の幅を広げてくれると思っています」。
アーティストは、表現者。Mioさんは決して自己主張が強いタイプではないが、いつも相手のことを考えて表現する人だ。何気ないあいさつも、はっきりと伝わる声で心を込めるから、周りの人を温かな気持ちにさせるあいさつになる。
「10代の頃は自己中心的でした。友人とぶつかったときに、誰も私のことわかってくれないと思ったんです。でもそれじゃひとりぼっちになる。そう気づいてから考え方を変えたんです。人の気持ちを考えよう、感じよう。そのためには自分がいろんな経験しないと」。ということで、笑顔とハートの修行中。飲みニケーションも大歓迎。「父が鹿児島なので、焼酎もイケますよ。飲むとコミュニケーションがもっと楽しくなりますよね。『ハッピース ライフ!』私が作った言葉です。みんなで一緒に楽しくなれる曲、そんな曲をみんなに届けていきたいですね。ハッピーに、出会いを楽しみましょう」。そう、ニッコリと微笑む彼女の笑顔が、周囲に優しい笑顔をもたらしてくれた。
Profile
神奈川県出身。音楽ユニット「エンドレスビーチ」ボーカル。本名/尻無浜美桜(しりなしはま・みお)。1986年生まれ。神奈川でライブ活動をするうち、綾町出身の作曲家・日高慶典さんと出会う。現在、宮崎市在住で、自ら作詞したオリジナル楽曲でのライブを展開。美容室、テレビCMのモデルなどでも活躍する。