芸能界随一の動物好き「ココリコ・田中直樹」が語る”生き物”の魅力
—1章から4章にかけて、田中さんが一番興味深かった生き物は何ですか?
やはり、すべてにおいて興味深かったのですが、「モニハナシャコ」が三層になていて、真ん中の層にしか色を感知する視細胞がないと考えられることが驚きでしたね。
—今回、長沼毅広島大准教授とのタッグは、いかがでしたか?
「こういう本を作りたいんです!」と先生に相談して、先生が開口一番「おもしろいね!」と言ってくださいました。その一言がなければ、諦めていたと思います。とても感謝しています。
—生き物から学んだ知恵とはどんな所にありますか?
まずは「食べて、寝て、交尾のタイミングを待つ」というシンプルな生き方の美しさ、その真っ直ぐな姿です。
—これから行ってみたい場所や、会いたい動物はいますか?
地球が出来てからの歴史上で、最大級の生き物といわれる「シロナガスクジラ」が今、同じ時代に生きているので、死ぬまでに一度でいいので見てみたいです!
—コント番組も毎週楽しみに見ています!生き物をヒントに出来たキャラクターなどはいらっしゃいますか?
テレビコントではその様なキャラクターは無いのですが、コンビのネタで過去、生き物をテーマにしたコントは2、3本ありました。
—田中さんから見た、魅力的な女性とはどんな女性ですか?
器用、不器用、関係なく、真っ直ぐ、正直に生きている女性は素敵だなと思います。
—最後にメッセージを!
母親が宮崎の串間出身で、子どもの頃からよく行っていました。幅広い層の方に楽しんでもらえる本が出来たと思っております。是非、いろんな生き物が見ている世界を楽しんで頂けると幸いです。
『図解 生き物が見ている世界』(学研パブリッシング)
著ココリコ・田中直樹 監・著長沼毅
定価(税込)1,620円