キュートな笑顔と元気な歌声が心に響く…
吉本興業初の女性演歌歌手
昨年、吉本興業初の女性演歌歌手としてデビューを果たし、今年4月には2ndシングル『恋のドンパン節』をリリース。明るくキュートな笑顔とキャラクター、伸びやかな歌声が魅力の水木ケイさん。今回宮崎市内の音楽イベントに出演するため来宮した彼女に直撃インタビュー!
──まずは2ndシングル『恋のドンパン節』について、歌に込めた思いを教えてください。
このドンパン節というのは、元々は秋田県に古くから伝わる民謡で、元気で活発な地元の皆さんに合うような、陽気なメロディなんですよね。そんなドンパン節を元気な水木ケイに歌わせたらどうか?ということで作っていただいた曲です。なのでこの曲はとにかく疲れた人も聴けば元気が出る、パワーがつく!そんな明るい曲なんです。歌詞は恋する女の子の歌なんですけど、その恋心を抱いている女の子の姿をそっと見守るお父さんの気持ち…家族愛も織り交ぜた、素敵な作品に仕上がっています!
──カラオケでも盛り上がりそうな一曲だと思いますが、歌うときのコツは何ですか?
まずは声を大きく元気に出すこと!後この曲は、座ったままでもできる手だけの振付けっていうのがあって、各地キャンペーンでお客さんと一緒にこの振付けをやらせていただいてるんですがそれもぜひ覚えて欲しいですね。お父さんもお母さんもみんなひとつの輪で同じ時間を楽しもう、家族になって楽しんで歌おう!という気持ちで歌ってもらえたらOKです!
──2曲目の「あれから三年たちました」は、これぞ演歌!という感じの曲ですね。
今回のシングルは、両曲ともアップテンポなんですけど、どちらも違うタイプの水木ケイを楽しんでいただけるように、1曲目は小さなお子様からおじいちゃん、おばあちゃんまでが楽しめるハジけた感じの曲、2曲目は王道の演歌を歌わせてもらっています。歌詞は失恋の歌で、好きな人を忘れられない自分にバカだなぁという思い、相手の人に対しても私のことを置いていってバカね!という2つの気持ちを重ねた、誰もが共感しやすい、いい歌だなぁと思ってもらえるような曲になっています。
──5曲目には、舞台やテレビなどでおなじみの池乃めだか師匠と一緒に歌われた『恋のドンパン節』が収録されていますが、これもまた印象の違うにぎやかな一曲になりましたね。
そうなんですよ!この曲の中には、皆さんもよく知っているギャグや掛け声をたっぷり入れた楽しい曲になっています。師匠とは舞台で共演させていただいてからは、師匠の誕生日プレゼントを選んでお祝いしたり、まるで本当の父と娘のように仲良くさせてもらっています。レコーディングは別々に収録したんですけど、一緒に歌っていないのにようこんなに重なってくれるわぁと思うくらい、息のぴったり合った2人の歌声が聴けると思います!
──水木さんが演歌と出会ったきっかけは?
4歳のときですね。祖父が歌手の藤山一郎さんの「東京ラプソディ」という曲を教えてくれたのがきっかけです。普段はもの静かな祖父が、私がマイクを持ってその曲の歌詞を追いながら歌っている姿を見て、すごい笑顔で頭を撫でてくれたんです。その時の笑顔が忘れられなくて…。もう一回おじいちゃんに笑って欲しいって思ったんです。それからはずっと懐メロや歌謡曲を聴きながら、歌手になる夢を抱くようになりました。中学まではJ-POPや流行の曲を全然聴いてなかったんですけど、高校に入ってからは友達の影響で、Dreams Come Trueの吉田美和さんなどの曲も聴くようになりました。
──宮崎を訪れたのは何回目ですか?宮崎の印象を教えてください!
九州には何度か来たことはありますが、宮崎に来たのは2回目です。宮崎の印象はまずお客様が歌を真剣に聴いてくださるということ。宮崎の人はきっと歌が好きなんだろうなって、来て下さるおじいちゃんやおばあちゃんの姿を見ていてそう思います。逆にお客さんからパワーをもらったり、来てくれてありがとう!みたいな思いを与えてくださる町だと思います。
──活力充電法を教えてください!
お風呂に入ることと、イヤホンをしてひたすら懐メロを聴くことです!岩盤浴やサウナにも行きますね。何かにつまずいたり悩んだ時は、1人で暗くならない程度に音楽を聴いて、それからお風呂に入ったらよし終わり!ってすっきりできますね。でも普段は一番近くにマネージャーさんもいてくれるし、会社に行けば、芸人さんもたくさんいてくれて、私が「しんどいねーん!」ってメールすれば、返事を返してくれたりもするので、そういうところで元気になったり、幸せな気持ちになりますよね。後はやっぱり歌を歌わせてもらって、それでお客さんに会えることがすごく充電になりますね!私のためにわざわざ時間を割いて歌を聴きに来てくださってる…それにとても感動するし、パワーになりますね。
──今後、どんな存在の歌手を目指していますか?
私自身まだ駆け出しで、タマゴにちょっとヒビが入ったくらいですけど、聴いてくれる人がいつも笑ってもらえるように、私の顔を見たら笑顔になるような、そんな存在の歌い手になりたいですね。今のようなみんなが楽しめる、笑ってもらえる元気な演歌をどんどん歌って、もしお客さんが私に対してこういう歌を!と求めてくださるならば、それが色気のある艶歌であっても歌えるようになりたいですね。
──最後に宮崎のファン、Charge読者に向けてメッセージをお願いします!
声で元気、笑顔で元気を伝えられるように、皆さんの毎日に笑顔が咲くようなお手伝いができるようにがんばりますので、もしどこかで見かけたらぜひ声をかけてください!そしてちょっと一節歌ってよ、なんて気さくに言っていただけるような身近な存在でありたいと思います。家族や身内だと思ってこれからも仲良くしてください!
2nd SINGLE
『恋のドンパン節』
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