地元宮崎からヒットメーカーを…!!地域から中央への発信が未来を輝かせていく
霧島酒造開催の「霧島秋まつり2010」で、初日、11月6日にステージを務めたトキメーカーズ。Mio(ボーカル)・田村幸太(ボーカル&ギター)・ ドスコイ遠山(DJ)の3名で魅力的なステージを繰り広げた彼ら。そんな彼らの魅力に迫るべく、トキメーカーズについて、話を伺った。
まず、このトキメーカーズ、実は、「クリエイター部」、「プロモーション部」、 「アーティスト部」の3つのセクションからなる、総勢十数名で形成される集団。そもそもの始まりは、2009年10月20日、日高慶典、酒生哲雄、渡司正毅の3人がテレビ番組出演の際、「何かチーム名を付けようか」ということが、結成のきっかけだった。その後、宮崎で何か面白いことをやっていきたい、そんな共通の思いを持つうちに、自然に今のメンバーが集まった。
たくさんの人が集まってくると、作ったモノを表現する人材が必要となった。そこで「アーティスト部」として選ばれたのが、今回のステージも務めたシンガーの尻無浜美桜と田村幸太。
多くの難関をくぐりぬけて、さらに次のステージへとアグレッシブに活躍しているクリエイター部とプロモーション部メンバー全員の納得のくパフォーマンスが表現できるまで、アーティスト部のメンバーはまだ100%確定ではない、いわゆる研修期間。
「全国展開をするまでにアーティスト部のメンバーが変わる可能性もないとは限らない。常にアンテナを立てて発掘して行くつもりです」とは、作曲家であり、プロデューサーでもある日高慶典氏。
「スキルアップする事はプロにとってごく当たり前の事です。それよりも大切なことがたくさんあるということを現場で習得していってほしい。それらの積み重ねがチャンスをたくさん運んで、いつか掴める日が必ず来ると思っています」とはフォトグラファーの酒生哲雄氏。
厳しいようにもとれる言葉だが、それだけ全身全霊をかけて、地元宮崎からヒットアーティストを送り出したいという気持ちがあるからこその発言だ。
「常にギリギリ感や緊張感があって、それらに打ち勝とうとしている状態が、オーディエンスの心をとらえる」とは、ヘア・メイクを務める渡司正毅氏。
全国区で活躍している宮崎出身のアーティストはたくさんいるが、県内在住の若者にはまだまだ伸びしろはある。チーム全体で常に原点の気持ちを背負って、素敵な時代とトキメキを作っていきたい。
そんな想いを胸に、日々、邁進する「トキメーカーズ」の今後の活躍に注目したい。