優しく、柔らかな印象とすがすがしい歌声。
凛とした美しさと、女性らしさで人々を魅了する…。
男性からも女性からも支持を受ける魅力溢れる女性、松たか子さん。映画、演劇、ドラマのほか、歌手としても活躍。2009年10月21日にニューシングル『君となら』、11月25日には9枚目のオリジナルアルバム『Timefor music』をリリース。2月には大分でのライブも控えた松たか子さんに話を伺った。
──約2年半ぶりとなる最新シングル「君となら」は、どんな思いを込めて書き上げたものなのでしょうか。
人との出会いはやはり、縁あって生まれるものだと思います。そのことに感謝していたいなという気持ちで書きました。LAでのレコーディングで出会ったミュージシャン達もまた、国境や言葉の壁を越えて、ただひとつの音楽に向かって共に立ち向かうことができました。それにヒントを得て、自分自身のことに置き換えましたが、色々な方に共感していただけるのではないかと思っています。
──今回、ふたたびアレンジャーにDavidCampbellを迎えていますが、そんな彼のアレンジに対しての思いは?
今回は、アルバムのストリングスアレンジを全面的にお願いしようというつもりだったので、統一感も出ました。カバー曲もあったので、彼がどんなアレンジをしてくれるのか本当に楽しみでした。Davidさんのアレンジはいつも品があり、そして揺るぎない力強さがありとても素敵だと思います。
──最新アルバム「Timefor music」についてお聞かせください。全体的に落ち着いた穏やかな雰囲気のある仕上がりになっていますが、意識的に創り上げられたのでしょうか。
曲を作る段階で、統一感を意識したわけではありませんが、去年と今年の2回、集中して、同じエンジニアでレコーディングができたことは、アルバムに一貫した何かを与えてくれたと思います。カバー曲も、私にとってのスタンダードを選んだつもりですし、オリジナルも、今私がやりたいと思う気持ちに忠実に書いたつもりです。そんな思いが、アルバムをひとつにしてくれたような気がします。
──ご自身の書下ろしのほか、父である松本幸四郎さん(当時市川染五郎)の作詞・曲で1967年にリリースされた「野バラ咲く路」。また、5曲の英語詞カバーも収録されていますが、選曲にはどのような思いが?
野バラ咲く路は、以前大阪のイベントで、忌野清志郎さんとデュエットさせていただいた思い出があります。今年のこのタイミングで、この曲をカバーすることは、父へのプレゼントであると共に、とても意味があることに思え、選曲しました。500マイルも、清志郎さんが闘病されていたとき、そして亡くなられたあとの2回、イベントで歌わせていただきました。このアルバムのカバーの選曲の最初に決めた曲であり、この曲が選曲する基準になっているように思います。そのほかの曲も、私が好きな曲ばかりです。
──今回の「Time for music」コンサートツアー。九州では大分と福岡で開催。2月に予定されている大分公演は初になるんですよね。ちなみに内容はどういったものになるのでしょうか。
内容はこれからつめていきますが…。レコーディングしたそのままを再現するのは難しい曲というのがあります(それこそ、ストリングスが入っているものなど)。それを、一緒にいるバンドメンバーと共に、そこでしか実現しない形でアレンジしていければと思います。初めての場所も多くあるツアーですが、実験的な要素も含めて、皆さんにお届けしていくようなステージになるかもしれません。もちろん、サービスも忘れないように!!
──宮崎のたくさんの松さんファンへのメッセージを、ぜひ、お願いします!
今回は、宮崎に伺えず残念ですが、是非、大分、福岡に聞きにいらしていただければ最高に嬉しいです。私の母は福岡出身ですし、九州という場所自体にとても縁深いものを感じます。会場で皆さんとお会いできるのを楽しみにしていますし、私もこのツアーをしっかり締めくくれるように頑張ります!
九州での公演はもう間近! 彼女の溢れる魅力を、ぜひ、生の歌声で感じて欲しい。
アレンジにDavid Campbellを迎え、約2年半振り9枚目のオリジナル・アルバム完成!
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約2年半振り22枚目のニューシングル
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