全ての「大丈夫じゃない人」に贈る
浜端ヨウヘイの渾身の応援歌!
前回のインタビューのときに、「宮崎は父の故郷でもありますので、宮崎には胸をはってきたいな」って言っていたんですけど、ようやく2月に第1回目のライブが出来たので、これからまた宮崎に何度も足を運んでこれたらなと思います。1回ライブをしたので、宮崎に「帰ってくる」という言葉が使えますね。また宮崎に帰ってきたいと思います!
Q. 「無責任」、どういう曲?
デビュー前からずっと歌ってきている歌で、書き上げたのは2年くらい前で、2年間ライブで一度もはずしたことがない必ず歌ってきた曲です。この曲を書いている時期と言うのが、僕にとっては一番辛い時期と言うか厳しい時代だったので。もちろん今の事務所も決まっていないですし、それまでずっと働いていた会社も辞めて、まさに裸一貫で、音楽一本で生きて行くんだというスタートの時だったので、すごく意気揚揚と始まった気がしていたのに、ふと不安になる時がありまして、その時の自分に書いた応援歌だったんです。それを聴いた人が「励まされました」「力をもらいました」と言ってくださることがすごく嬉しくて、少しずつですけど、動き始めているのだなと届いていっているのだなと感じていた歌で。ちゃんとCDになって世の中に出ていくというのは本当にうれしいです。デビューシングルもそうだったんですけど、この歌がシングルになるというのは違った意味で感慨深いなと思います。
Q. 気に入っているフレーズは?
2番の頭に「諦めるにはちょっと早くて 引き返すにはもう遅い」ってあるんですけど、まさに、僕の29の時の歌です。音楽も自分なりに続けていたし、何かを始めるには遅いような気がするんですけど、諦めるには早いんですよね。29歳だからって尻込みするには早いんですけど、今から始めるってなると、人一倍力を使わなきゃいけない年だなって自分のなかでは思っていたので、どうしようどうしようって焦ってあたふたしている間に結局何にもない1日が終わってしまう。「おれ何してんやろな」って感じがそのまま歌詞になったなって思います。
Q. あえて聞きます!どんな人に聞いてほしいですか?
はい、すべての大丈夫じゃない人に聞いてほしいです!(笑) この歌は僕と同じ年代の人に一番伝わるのかなと思うのですが、実は大丈夫じゃない人と言うか、不安な人というか、みんな何かしら不安を抱えていると思うんですね。それこそ、高校卒業してこれから大学行く人、僕も地元の京都の高校を卒業して大学は高知で知り合いも親戚も誰もいないところだったから、すごく寂しかったし、どうなるんやろうというドキドキの方が大きかったんです。そういう時期の若い世代の人にも聞いてほしいし、40、50から何かを始める人もいると思うんですよね、そういう人たちも遅くないと思うんで、そういう人たちにも聞いていただきたいと思いますね。一番うれしいのは、僕の親であるとか僕より年上の世代の人達が、自分たちの子どもたちにこの歌を贈りたいと言ってくださるのがすごく嬉しいんですよね。
「無責任」
【通常盤】SINGLE XNAU-00004 税込:¥1,000(税抜:¥926)
【初回生産限定盤】SINGLE+DVD XNAU-00003/B 税込:¥1,500(税抜:¥1,389)