誰もが一度は耳にしたことのある楽曲の数々。
いつまでも、変わらぬ魅力で輝き続ける魅力に迫る
日本の新たなデュエットスタンダード誕生と言われ、昨年11月のリリースから、すでに10万枚を突破する大ヒットとなったアルバム『男と女 -TWO HEARTSTWO VOICES-』に続き、期待のニューベストアルバム『バラードベスト』を3月11日に発売。久しぶりの宮崎でのライブとなる日南公演で宮崎を訪れた稲垣潤一さん。アーティストとして、男性として、いつまでも変わらぬ魅力と歌声で、聴く者を惹き付ける彼に、話を伺った。
──今回は久しぶりとなる宮崎でのライブでしたが、感想は?
稲垣 久々の宮崎。しかも、日南は初めてのところだったので、どういう雰囲気になるかな、という思いを持っていたのですが…。お客さんも良い感じで迎えてくれて、最初からいい感じで気持ちよく歌えましたね。
──稲垣さんにとって、宮崎とはどのような場所なのでしょうか?
稲垣 宮崎には本当にいろいろな思い出がたくさんあって、僕にとって大切な場所なんですよ。ずいぶん前になりますが、FM宮崎さんと野球の試合をしたり!! いつも一緒に仕事をしてくれるイベンターさんとも、デビューの頃からの長い付き合いで、まるで家族のように仕事ができる居心地のよいところです。また、僕自身、九州が好きで、とても肌に合う気がするんです。僕は仙台出身なので、九州とは気候などいろいろ違う面が多いから、よけいに好きなのかもしれないですね。だから、いつも九州のライブは本当に楽しみなんです。
──私自身、今回のライブを聴いてみて、全曲知っている曲だったことに驚きました。特別、気を付けて聴いている訳ではなくても、どこかで耳にしているのが稲垣潤一さんの楽曲。その偉大さを感じました。
稲垣 それはありがとうございます。いろいろな人の様々な場面、シーンで、自然と耳に入ってくれているのであれば、それはとても光栄なことですね。
──この「月刊charge」では、頑張る女性に活力充電というコンセプトで様々な企画を届けていますが、稲垣さんの楽曲には、女性を元気付けるものが多いのでは?
稲垣 特に女性に対してだけ、と思って歌っているものは、そんなにはないけれど、大きな意味での「愛」をテーマにしているものに、共感してくれる人が多いのかもしれませんね。
──聴く人に元気を与えてくれている稲垣さん。そんな稲垣さん自身が活力を充電するために行っていることなどはありますか?
稲垣 特別にしていることとかはないのだけれど…。他の人のライブを観に行ったりすることもあるし、天気のいい日は自分の家から富士山が見えるんですよ。その眺めを楽しんだりすることもありますね。そんなちょっとしたことでも、気分って変わるものだし、リフレッシュできますよね。また、時間ができたらDVDを観るとか、本を読むとか、CDを聴くとか…。レースのライセンスを持っているくらい車も好きなので、ドライブに行ったりすることも楽しいですね。
デビュー26年目を迎えた今もなお、デビュー当時から変わらない、声と姿が魅力的な稲垣潤一さん。昨年11月リリースのアルバム『男と女 -TWO HEARTSTWO VOICES-』は、ニッポンの新たなデュエット・スタンダードの誕生とも言われる力作。稲垣潤一さんの透き通る美しい声と、小柳ゆきさんや松浦亜弥さん、中森明菜さんといった名実ともに兼ね備えた11組の歌姫の声の「二声」でJ POPの名曲の数々をデュエット仕様に仕上げたデュエット・アルバム。
──早くも、10万枚を突破する大ヒットとなった『男と女 -TWO HEARTSTWO VOICES-』ですが、ファンからはどんな反響がありましたか?
稲垣 おかげさまでとても好評をいただいています。J POPのデュエットアルバムというものが初めてのもので、それを待っていた人がこんなにも多かったのだな、と感じましたね。また、このアルバムは、たくさんの素敵なアーティストの方々と一緒に作品を作り上げることができたので、とても思い入れの大きな作品になりましたね。
そんな『男と女』の人気も冷めやらぬまま、3月11日にはニューベストアルバム『バラードベスト』を発売。稲垣潤一さんの魅惑の歌声でしっとりと聴かせるバラードは、味わいが深く、ぜひ、聴いてほしい魅力の一枚だ。
──最後に、宮崎のファンにメッセージをお願いします!!
稲垣 この大好きな宮崎の地で、また皆さんの期待に応えられるようないいライブをやっていきたいと思っていますので、楽しみに待っていて下さい。また、今年も素敵なアルバムをお届けしますので、そちらも期待していて下さい。
──本日は貴重な時間をありがとうございました。また宮崎でのライブ、素敵なアルバムを楽しみに待っています!!
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