最高の時間となったFREEDOM aozora 2012 九州!!
今回はそんなFREEDOM aozora 2012 九州を共に盛り上げた会場に迫る!!
9月8日に行われた「FREEDOM aozora 2012 九州」。豪華アーティストが集い、熱いライブを繰り広げた一日となった。 今回のFREEDOM aozora 2012 九州は昨年行われた「Freedom 外伝」を引き継ぐべく、さらに規模を大きくし、九州、宮崎で開催された。当日、会場入口には行列が出来、今か今かとライブを心待ちにしていた観客でいっぱいだった。 エントランスをくぐるとすぐに「LOVE FOR NIPPON」の幕がかかったドームが登場。ドーム内にはCandle JUNEさんによるキャンドルが飾られていた。
MINMIさん、若旦那さん、Candle JUNEさんを中心に多くの賛同者=スターター(国内著名人)と共に結成された社団法人「LOVE FOR NIPPON」。昨年大きな被害をもたらした東日本大震災、この震災によって被災された地域の方々を支援し「出来ることは全てやる」と、震災直後から、オークションやフリーマーケットなどで寄付をつのり、現地に行き続けることで、人と人が顔を合わせ、共に歩いて行けるようにと多くのアクションを行っている。現在も多くのチャリティイベントを行い、被災地の方々の心の支えとなっている。この団体と共に今回のイベント「FREEDOM aozora 2012 九州」は九州だけではなく日本全てを元気にしようと大きな目的で開催されたのだ。
また、今回のFREEDOM aozora 2012 九州はアイランドエリア、レインボーエリア、ファミリアエリアに分かれ、観客のシーンに合わせてライブを楽しむ事が出来るようになっていた。アイランドエリアは海、山、太陽と3つのエリアに分かれており、アーティストと近い距離でライブが楽しめるように配慮されており、レインボーエリアは会場全体を見渡しながらライブが楽しめるエリアになっていた。しかも今回は大型モニターが2台設置されていたのでステージから距離があってもしっかりとライブが楽しめた。
さらに家族連れの方にもライブを楽しめるようにとファミリアエリアが登場していた。ここでは、お子様連れのパパやママ、家族みんなでゆっくり音楽を楽しみながら過ごす事が出来るスペースに。アルコール片手にゆっくりする人や、会話をしながら家族との時間を過ごす人など様々だった。元気に遊ぶ子どもたちが印象的だったキッズエリアや託児所、乳幼児がいるママだって年に一回のこのイベントを楽しみたい!という人の為にと用意された授乳室など家族連れにも十分に配慮されたイベントだった。
宮崎の美味しいグルメが揃ったFREEDOM DINERやFREEDOM CAFEには宮崎の名産や、地鶏や焼酎、ドリンク類などたくさんの宮崎グルメが並んでいた。アーティストの楽屋にも宮崎グルメを楽しんでもらおうと、「フリーダム宮崎食堂」と名付けられたグルメコーナーが設置されていた。アーティストの方々も存分に宮崎グルメを堪能したに違いない。 気づけば会場はこの日の為に九州や全国各地で集まった約16,000人の観客で埋め尽くされた。当日の天気予報は雨だったのにも関わらず晴天となったこの日、たくさんの声援や笑い声が飛び交うHAPPYなオーラに包まれた。夜が近づくにつれ様々な音楽に彩られると会場は昼とはまた別の表情を見せていく。
昼の暑さから少し涼しくなり過ごしやすくなった気候には、オレンジに光るライト、Candle JUNEさんが灯す暖かいキャンドルの火、たくさんの人の歓声が聞こえてきた。照明で明るく照らされたステージには湘南乃風が登場し、曲間に若旦那さんが「宮崎、東北、世界は同じ空の下で繋がっている!笑顔でつながって、涙でつながって、音楽でつながっている。今こそ助け合いだよ!」と会場中に一つになる事の大切さを訴えた。音楽だけでなく全てにメッセージが込められた空間となり、今日の為に頑張ってきた人たちにとっても最高のご褒美になったに違いない。帰り際には「See you next year」と書かれた看板を目にした観客が「楽しかったね!来年もまた来ようね!」と笑いながら今日一日を振り返る姿が見れたりと、とても思い出深い一日になったに違いない。