歌うことで、笑顔と癒しを届けたい!
2009年にアルバム『arrow of time』でデビュー。優しく甘いウィスパーボイスに、前向きなメッセージ性のある歌詞が魅力の宮崎出身のシンガー、梓~azusa~さん。昨年9月、東京で開催された宮崎復興チャリティーイベントにも参加。同じく宮崎出身のシンガーソングライター、香蓮さんと共に宮崎を元気にしよう!と精力的に音楽活動を続けている。先日、東日本大震災のチャリティーCD『月のつぶやき』をリリースした梓さんに話をうかがった。
ー今回、リリースされたチャリティーCD『月のつぶやき』について教えてください。
ニューアルバムのレコーディング中に、今回の震災を体験しました。被災地の様々な状況を考えたとき、今こそ歌わなきゃ、作らなきゃっていう思いに駆られ、作ったのがこの『月のつぶやき』でした。ニューアルバムの制作を一旦中断し、私のいろいろな想い、メッセージを込めて作った曲なので、少しでも多くの人に聴いてもらえればと思います。
ーその後、改めて制作に取りかかっているというニューアルバム(2ndアルバム/8月リリース予定)ですが、どのような1枚になるのでしょうか?
家族を含め、全ての「人」に対する「愛」をテーマにした1枚になります。今までなかなか宮崎に帰る時間がなく、家族と過ごすことも少なかったんですね。でも、昨年祖母が亡くなった時、様々なことを考えたんです。限りある人生の中で、両親と会える回数ってあと何回あるのだろう…。そう考えたら、少しでも多く宮崎に帰り、家族と逢いたい、と考えるようになりました。そんな人との繋がりの大切さを、強く感じてもらえる1枚にしたいと思っています。
ーシンガーを目指すことになったきっかけを教えてください。
きっかけは、小学1年の頃に始めたピアノでした。その時の教室の先生が「声がきれいだから歌いなさい」と言って下さって。歌のレッスンをすることになったんです。そこから、歌とピアノを続けながら、ずっと夢だったバレエ教室の先生を目指して、京都のバレエ学校に通ったんです。でもバレエ学校を卒業した時、自分の可能性をもっと試してみたいという気持ちの方が強くなって、シンガーになろうと決めました。
ー作詞はすべて梓さんということですが、普段の楽曲製作はどのようにされているんですか?
青山テルマさんやパク・ヨンハさんなどメジャーアーティストに楽曲提供されている綾部健三郎氏をプロデューサーに迎え、一緒に曲づくりをしています。詞が先になることも、曲が先になることもありますが、詞だけは絶対に自分で書く!ということは心に決めています。詞に使う言葉は、誰の耳にも素直に入ってくるような、話ことばに近いシンプルな言葉を使うよう心がけています。
ーどんな存在のアーティストになりたいですか?
聴く人の心に届き、寄り添えるようなアーティストになりたいです!
ーCharge読者、宮崎の皆さんへメッセージをお願いします!
今こそ、日本が一丸となって頑張らないといけない時期だと思います。ぜひ、宮崎から日本を元気にしていきたいですね!
1stアルバム
「arrow of time」
2,000円
発売元:Arthills music
お求めは全国CDショップ、ネット販売
1stアルバム「arrow of time」は全国CDショップ、amazon等で購入できます。
チャリティーCD「月のつぶやき」
500円
問い合わせ先
アートヒルズミュージック 0422-21-4626
azusaindiessoundcom@yahoo.co.jp
※寄付を目的にしているため、 基本はライブ会場のみでの販売になっております。
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