T-BOLAN 約23年ぶりの全国ツアー開催! 愛が溢れた待望の宮崎ライブをレポート!!
- 2019/4/10
- インタビュー&レポ
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7/21(日)FREEDOM beach2019にレジェンドステージで T-BOLAN初出演決定! |
T-BOLAN 30th Anniversary LIVE Tour「the Best」~励~
2019年2月11日 宮崎・都城市総合文化ホール
2019年2月11日、都城市総合文化ホールにて開催された、T-BOLAN 30th Anniversary LIVE Tour「the Best」〜励〜。2018年にインディーズデビュー30周年を迎えたことを記念し、約23年ぶりに開催される全国ツアーとあって、この日を待ちわびた多くのファンが会場を埋め尽くした。
ヴォーカルの森友嵐士、ドラムの青木和義、ギターの五味孝氏と、サポートメンバーのベースの人時、コーラスの坪倉唯子が登場し、1曲目の「Only Lonely Crazy Heart」でライブはスタート。92年のミリオンヒット「Bye For Now」と続くと、観客の表情もみるみる高揚し、ステージに惹き込まれていく。歌い終わると、鳴り止まぬ大きな拍手と声援に包まれる。
「23年ぶりの全国ツアー。俺たちを愛し続けてくれるみんな、本当にありがとう。何よりみんなの笑顔に出会えたことが最高にハッピーです。限りある人生、この出会いは運命だよな?記憶に残る、最高の一夜にしましょう」と森友が気持ちを伝えると、さらに大きな拍手が沸き上がる。
「じれったい愛」「わがままに抱き合えたなら」等、次々と演奏されるヒット曲の数々に、一緒に口ずさむ人や思わず体を揺らす人、じっくりと聴き入る人など、思い思いの表情でT-BOLANの世界を楽しむファンたち。
92年当時、都城にあった宮崎産経大学・都城キャンパスでの学園祭や、93年の宮崎市民会館でのツアー等の話では、当時のライブも観に行ったというファンも多数おり、懐かしい話で会場も盛り上がる。
代表曲のひとつでもある「マリア」をアコースティックバージョンでしっとりと歌い上げると、会場は深い静寂の中、皆がじっくりとその歌声に聴き入っている。
「あこがれていた大人になりたくて」では、ステージ上の五味のパフォーマンスに魅了されていた客席から、突如、沸き起こった歓声の方に目をやると、客席通路に現れた森友の姿が!ゆっくり、ゆっくりと、長く待ち続けたファンとの時間を噛み締めるように客席を歩く森友。ファンとの握手やハグ、小さな子どもを抱き上げる場面も見せ、客席からは「ありがとう!」「ずっと待ってたよ!」と温かい声がかかった。
そんなサプライズで会場を沸かせた後は、「奇跡の男の登場です!大きな拍手で迎えて!」と森友の呼び込みに、ベース・上野博文が登場。上野は2015年にくも膜下出血で生死の淵を彷徨ったものの、奇跡の復活を果たし今回のツアーに参加。「病床で何がやりたい?」と森友が尋ねると、「ライブがやりたい」と答えたという上野は、その言葉通り、見事にライブに復活。「Happiness」や「刹那さを消せやしない」など数曲を演奏。「全員揃ったところでさらに盛り上がっていこう!」という森友の声に答えるように、会場は一体となって盛り上がりを見せ、本編ラストは「My life is My way」で締めくくられた。
アンコールでは、最新ナンバー「Re:l」で、新たなT-BOLANの魅力も感じさせる映像とパフオーマンスで魅了。最後の「離したくはない」の会場全体を包んだメンバー、ファンの大合唱は心に響き渡り、2時間半のライブは幕を下ろした。
最後に、メンバーから宮崎のライブについてのメッセージを頂きました!
青木「すごく温かいお客さんばかりで、また来たいなと思いました。満足です。また、来ます!」
上野「男性のファンの方が多かったのも印象的でした!また来たいですね」
五味「盛り上がりがすごかった。またぜひ来たいと思いました!」
森友「23年ぶりの全国ツアーで、宮崎もたくさんの人に集まってもらって。みんな温かい声援と拍手といい顔をしていて…。ライブってみんなのエネルギーが俺たちにもすごい影響するから、気持ち良く、楽しく、最高にステージにさせてもらいました。九州は90年代も熱い地域が多くて、宮崎も学祭とツアーで2度来ているんですけども、またこれからもみんなと会えるタイミングができたらいいな。これからもよろしくお願いします!」
また、この夏、宮崎の地で、T-BOLANと会えるのを楽しみに待ちたい!