【Charge】SPECIAL INTERVIEW ~今井美樹~
- 2014/3/20
- インタビュー&レポ
- 【Charge】SPECIAL INTERVIEW ~今井美樹~ はコメントを受け付けていません
地元、宮崎で プレミアムなライブが決定!!
Q. 今井美樹さんの歌声に、宮崎の方々も沢山の力をいただいています。 ロンドンの生活はいかがですか?
あっという間に1年半になろうとしています。慣れたか?と聞かれれば、ただ転がりながら毎日が進んでいる…という答えしかできませんが、2度目の春を迎えて、暗く寂しい季節の後、春へ向かうワクワク感は本当に心を優しくしてくれて、自然の中で「明日が来る事」を実感しています。そんな風に、日々のいろんなことに支えらて過ごすこの暮らしは新鮮で、大切な事を考えることができる時間を味わっています。
Q. 昨年秋にリリースされ、日本レコード大賞企画賞を受賞するなどユーミンサウンドをまた新しい音楽へと開花させた『Dialogue』。 完成した時、今井美樹さんにとってこのアルバムはどのように感じられましたか?
ユーミンは私にとって、触る事の出来ない「聖域」の存在でした。だからここにたどり着くまでの心の揺れは、今までのレコーディングで感じた事の無い大きな壁を自分自身で作ってしまう程、プレッシャーになっていました。
でも私が青春時代にユーミンからもらった「夢」や「あこがれ」、まだ見ぬいろんな世界を想像することで心はいつも自由でいられること・・ それこそが私にとって音楽の醍醐味で、それを探して、それを目指して、私は今も私なりの旅をし続けている…。
その旅の一つがこの「Dialogue」なんだと思います。
Q. PVではサウンド・プロデューサーのサイモン・ヘイルさんが共演されていることでも話題になりましたね。レコーディングや撮影などはいかがでしたか?
レコーディング前に、まずサイモンに私のユーミンへの思いを一生懸命伝えました。
いかに大切な音楽であるか、どれほど尊敬する人であるか…。
だから、楽曲一つ一つ「こんな風にやりたいんだ」ということを丁寧に相談して、彼のピアノで試してみながら、形作って行きました。
サイモンはそれを丁寧に受け取ってくれて、彼ならではの世界観で私にアプローチする…という作業を経てレコーディングへ。
とても音楽的で、楽しい嬉しい時間でした。
Q. 5月21日、宮崎でもホールツアーが開催されますね。今から楽しみです!
今回はそのサイモンと共にステージが出来ます。
「Dialogue」はもちろんですが、私の大切な曲達が、彼の手によって広がっていくのが、私自身とても楽しみです。
Q. 宮崎へ必ずと言っていい程毎回コンサートへ来てくださることが、宮崎人にとっても喜びのひとつです。
過去の宮崎でのコンサートの雰囲気や、エピソード等がございましたらお聞かせください。
25周年のツアーで宮崎へ行ったとき、この日の為に歌ってきた「太陽のメロディー」を、胸がいっぱいで最後までしっかり歌えなかったこと、一番伝えたかった人達へ届けられなかった悔しさ、情けなさが今でも小さな傷として胸に残っています。
宮崎でこの歌をまっすぐに届ける…それは、私にとってこれからもいつもチャレンジなんだと思います。
Q. ロンドンの生活と、日本の生活。沢山の違いを感じられると思いますが、ロンドンで生活しているからこそ見えた日本とは?
日本人は、思いやりがあって、勤勉、丁寧、努力を惜しまない… 本当に誇らしいです。
Q. 遠く宮崎からも応援しています! 最後に皆さんへメッセージをお願いします!
口蹄疫からの宮崎の方々の頑張りに、感動でどれほど涙がこぼれたでしょう。
宮崎は私の誇りです。
頑張って下さい!
私も頑張ります。
LIVE INFORMATION
今井美樹 CONCERT TOUR 2014 “Dialogue”
5/21(水)宮崎市民文化ホール 開場18:30 開演19:00
「あなたは私の青春そのもの」
今井美樹が歌うユーミン珠玉の名曲集
Single
「Dialogue -Miki Imai Sings Yuming Classics-」
Now on sale!!
TYCT-60001 ¥3,150(税込)
01. 卒業写真 02. 中央フリーウェイ 03. あの日にかえりたい 04. 人魚になりたい 05. やさしさに包まれたなら 06. シンデレラ・エクスプレス07. ようこそ輝く時間へ 08. 霧雨で見えない 09. 青春のリグレット 10. 青いエアメイル 11. 手のひらの東京タワー 12. 私を忘れる頃